物事の理解には「見える化」がポイント、一目で分かり易い方法論を提示することで人の行動を誘うことが出来ます。人が「来世は極楽に行きたい」と願うなら、その極楽への行き方を具体的に示す必要があります。先ずは、善光寺で「極楽へのパスポートセット」(経衣、お血脈、数珠、御名号、戒壇草履の5点で3千円)をお買い求め頂きます。


(お血脈とは)

 知人の長野ライオンズクラブ岩崎会報委員長の調べによると。「血脈(けちみゃく)とは、お釈迦様から大勧進(善光寺)の現住職まで伝わった法系(系図)を書いたものだそうです。これを受け取ることによって、弟子として念仏の奥義を受け取ったことになります」とのことで、善光寺大勧進のお血脈授与所では一体千円で販売されており、お買い求め頂くとお釈迦様の弟子に成れます。


(御印文頂戴で極楽が約束される)

 さらに、善光寺ではご本尊の如来さまのご分身でといわれる三判の宝印「御印文」を、僧侶から参拝者の頭に押し当てる御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)という行事があります。御印文を体に押し当てると極楽往生が約束されると云われています。これで、お買い求め頂いたパスポートに極楽入国への認印が押されます。


(難解なお経を上げなくても極楽)

 念仏をただ唱え、善光寺境内で「極楽へのパスポートセット」を購入し、「御印文頂戴」を受ければ極楽往生が約束される。庶民のお寺善光寺には、多くの参拝者を迎えるべく有難いストーリーが用意されています。
 さて、自分の事業でお客様にこれほど分かり易く「お客様の満足を得られる筋道を説明する道具が用意できているか」との問いに答えることは出来ません。見習うべきであります。


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