4日(木)は、長野ライオンズクラブの第一例会日であり、長野国際21ホテルの改装になった芙蓉の間が会場でありました。素晴らしいお部屋になりましたが、客商売は一定の周期で模様替えしなければならず儲けるのに難しい商売だというのが正直な感想でした。


(誕生スピーチ)

 今月はお二人でスピーチの時間もたっぷり。お一人は「自分は何のために両親から生まれてきたのかと自分の問いたい。仕事一番の父親とは常にガチンコの闘いでしたが今ある自分を育ててくれ、母親は優しかった。65才になって感じるのは命あることに感謝する気持ちであります。そして今はお客さまの夢を実現させるために仕事をする、命ある限り感謝の気持ちであります」とお話しされた。もう一人の方は「子供達に残すのは、毎月両親の命日にお墓参りする自分の姿」と、共に命への感謝でありました。


(会員スピーチ 「幕末の先覚者 佐久間象山」 )

 松代象山神社の瀧澤宮司は長野ライオンズクラブメンバーで、今年度は「佐久間象山先生生誕二百年記念行事」に当たることで会員スピーチをお願いしました。「象山の呼び方は「しょうざん」なのか「ぞうざん」なのか?」から話が始まりました。地元では「ざうざん」であると資料を配付され説明頂きました。マスコミでは濁音を嫌うので全国的には「しょうざん」の方が通りが良さそうです。


(二百年前の偉人は私塾で学びを伝えた)

 象山先生は、その「海防八策」に「津々浦々に学校を設け、愚夫愚婦に至る迄忠孝節義の道を教えること」とある通り、当時の知識人は黒船到来を国難として捉え、国難に立ち向かう人材育成を願い各地で私塾を開いた。象山先生も勝海舟・坂本龍馬・吉田松陰・橋本左内など英才を輩出し、蟄居中も高杉晋作・久坂玄瑞・山形半蔵・中岡慎太郎などの訪問を受けています。「坂の上の雲」ではないのですが、未曾有の国難の現代に「大人」の行動が求められます。これからの時代に立ち向かう覚悟を若人に伝えるべきではないか。私も浅学非才の身を省みず、若い人の異業種交流「守成クラブ」でその大人の役割を果たしたいと願っています。



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