アリコジャパンに排除命令=医療保険で誇大広告−公取委
10月19日18時1分配信 時事通信

 『生命保険のアリコジャパン(東京)が販売する医療保険の新聞広告に誇大表示があったとして、公正取引委員会は19日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。
 公取委によると、同社は「元気によくばり保険」の新聞広告とパンフレットに、「悪性新生物 一括300万円」「ガン診断一時金250万円+生活習慣病一時金50万円(上皮内新生物の場合は一括60万円)」などと記載。上皮内新生物と診断されただけで、60万円の一時金が支払われるような表示をした。実際には60万円は入院し手術をした際のみ支払われる決まりだった。
 パンフレットには小さな字でただし書きがあったが、公取委は不十分と判断した。』


保険会社や銀行の商品広告には、ありがちなお話です。今回はちょっと酷かったため処分になったようです。

前にもブログでかきましたが、三大疾病特約もこれに近いです。

『ガン、急性心筋梗塞、脳卒中になったら500万円!』

そんな感じのパンフレットで大手の生命保険会社さんが特約としてつけています。

いかにも簡単にもらえそうですが、ほとんどの保険会社の場合は次のポイントがあります。

?上皮内ガンは対象外
?急性心筋梗塞、脳卒中の場合は60日以上の障害状態が続かないと対象外。統計からみても60日以上になるのはきわめて稀なケースのみ。
?一度もらえば再発しても対象外。

とにかく、広告のキャッチコピーだけで契約しないで、セカンドオピニオンとしてきちんとデメリットも説明をしてくれるところ。つまり売り手以外の人の話も聞いた上で契約してください。