俳優、水嶋ヒロさん(26)=筆名(本名)・齋藤智裕=が書いた第5回ポプラ社小説大賞受賞作『KAGEROU』(15日発売、1470円)の売れ行きに注目が集まっている。文芸書では10万部売れれば大ヒットといわれる中、ポプラ社には全国の書店から40万部を超える事前注文が殺到した。出版不況に苦しむ書店は年末商戦の目玉にと、もくろむが、過剰発注で大量の売れ残りを抱えることを懸念する声も出ている。

産経新聞 12月15日(水)7時56分配信

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何かと話題でしたこの本が発売になったようで。

テレビで帯か何かで最初の部分の紹介をしていました。(遊園地の屋上で・・・・)そこは「マンガで同じような設定のものがあるな・・・」

と思いましたが、まあどんな作品も似たようなシーンは何かしらあります大部分の内容がオリジナルならOKでしょう。

テレビではすでに読んだ書評家とか小説家が絶賛していましたが絶賛している人だけが出演した可能性もあるのでまあ参考程度に。

本当に傑作だったのか、水嶋ヒロの名前だけで売れたのか。

その公正な判断は誰がするかは難しいですが、私は

大手中古本販売店に6ヶ月以内に在庫が2冊以上店頭に並ばない。

となれば傑作だったのだと思います。

なぜか。

傑作であれば買った方は何度も読み返したいとか家族や知人に「おもしろいから読んでみなよ」とすすんで貸すでしょうから中古本屋に売らない。

もし中古本屋に売られたとしても面白いのなら、店頭に出た瞬間か数日で買っていく人が多い。

仮に2冊以上の在庫があっても売れると中古本屋が判断したら2冊目以上は棚に出さずにストックします。1冊にしておいた方希少性が高く・早く売れるから。

実際、ハリーポッターシリーズや1Q84なんかは発売から半年くらいはなかなか中古本屋で買えませんでした。

もし駄作であれば、つまらないから人には勧めないですぐ中古本屋に売る、中古本屋にも商品がだぶつく、すると値段を下げて大量に店頭に並べる。

となります。

ご参考に。