緑鮮やかな季節となりました。マイブームの草野球はこれまで3勝2敗で勝率6割、ベガルタ仙台もJ1に着実に近づき順位を2位につけています(ユアスタで5回観戦)東北楽天ゴールデンイーグルスも投手陣の故障に苦しみながら、万年最下位を脱出し4位を快走中です。いずれも、これからが楽しみです。

税理士事務所は、季節商売的なところがあり12月の年末調整から、1月の法定調書、2、3月の確定申告に税務支援、5月の3月決算法人の申告までが、主に繁忙期です。これからの季節は割と時間に余裕があるので、税務相談等に力をいれていきたいと考えています。

 このたび、税務、会計、労務、経営等について税制改正事項など時事的な話題を取り上げ、顧問先の発展、繁栄に少しでも寄与したいとの想いから、「税務プレス〜神山事務所通信〜」を刊行することにいたしました。
皆様の経営のヒントに、少しでもお役立ていただければ幸いです。
 顧問契約していただいてる方には、毎月お渡しいたします。
また、ご希望の方には郵送いたしますので、ご遠慮なくお申し出下さい。

 さて6月号は、金融機関の融資担当者の話を取り上げました。金融機関は信用リスク管理体制の中で、土地や保証人等の担保力で判定する「担保主義」から「決算書主義」に変わっています。 
そのため、企業の営業活動の実態をつかむために最も重視されるのが決算書です。しかも、単年度の業績だけではなく、最低でも二期分の決算書と税務申告書の控が要求されます。      
また、当然に信用調査もあり、税金の滞納等があれば、門前払いです。    
これから、決算書は税務申告のためだけではなく、企業の社会的信用を裏づけるための大変重要な位置づけとなり、今後ますますその質が問われることになるでしょう。
    神山 肇