桂会計事務所の桂一朗です。私が、起業された方とご相談させていただくと、最初に尋ねられるのが、開業前の経費が、どこまで必要経費として認められるのかということです。


確かに、個人事業の場合、「開業」と言っても、はい今日から商売人になりました!なんて言う、区切りが判然としないことが、この開業準備にかかる経費の扱いをわかりにくくさせているのかもしれません。


法人であれば、「登記」という明白な起算点があるから、考え方がわかりやすいんですけどね(つまり個人の場合と法人の場合とでは開業費に対するルールが若干違うのです)。