つい先日、行政書士試験の合格発表がありました。確か合格率は4%台だったとか・・・
そこで、いつも考えてしまうのですが「受かった人は今後どうするのだろう?」ということです。
と言うのは、最近我々の会報を見ていると登録する人も毎月いるのですが退会する人も登録する人以上に多いときもあるのです。

特に、この不況下では経営が立ち行かなくなって転職する人も多いのでしょう。でも転職できればまだましですが、出来ない人はどうするのでしょう??
せっかく、資格を取って志を高めて1度は開業したものの、なぜこの世界を去ってゆく人が余りに多いのでしょうか??

その要因として私のHPで「あなたのための予防法務論」にも色々書いておりますが、失敗している多くの人は「経営」を念頭にいれずに見切り発車でこの世界に入ってしまうからです。確かに、この仕事に限らず資格業というものは小資本でかつ自宅で一人で始められるものですから、自分だけが食べられればいい。営業も苦手だし、専門職だから入ってきた仕事をきちんとやればそこから紹介も増えるだろう・・・と「経営」ではなくてひとりよがりの個人業で終わってしまうパターンが多いのです。一方で成功している人は顧客いや社会に目を向けた経営をちゃんとやっています。この差は余りにも大きい。

とはいえ、私もこの開業8年目を迎えて色々考えるところがあります。次なるステージへ虎視眈々と計画を進めないと・・・