IMF局長、日本国債格下げ判断に理解示す

少しずつIMFの文字が多く見かけるようになってきた。それと別に...

<年金支給額>0.4%引き下げを決定…6月から

これについてはこれでいいと思う。過去に支給減を避けたため年金計算が複雑になってしまった後遺症がまだ続いている状態であるため、そう考えるのである。

与謝野経財相:「年金支給年齢引き上げも検討」と発言

《与謝野氏の発言は、経済成長を後押しするために高齢者の労働力を活用すべきだとの考えだが、一方で支給開始年齢を引き上げることで年金財政を改善させ、社会保障の財源に必要な消費税率の引き上げ幅を抑制する狙いがあるとみられる。》

説明としてはスッキリしているのだが、高齢者の労働力の活用(無論若年者を含め全年齢層)をどうするかである。これには支給開始を遅らせる法律ほどの確実さがない。制定された法律は明確だが、雇用はそうではない。政府が年金を送らせる分企業は雇用を長期化しろという命令は戦中なら可能だが、今はそのような効力はない。ずいぶんと以前からそのような力は失っていた。このような判断ミスというか現実読みの誤りは従来より目立っていたが、「機械的」というタームとして、その思考をあらためて検証すべきではないかと思う。
無論、政府は個別でなく画一的な範囲でしか動けないわけであるが、それにしてもやはりちょっとと思ってしまうわけである。年金問題でこれだけリアリズムの感覚が起こったはずなので。