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東京都が報道発表した資料に自然塗料からホルムアルデヒドが発生した
と言う物が有ります。近年シックハウスによる化学物質の放散量の制限
がされ、合わせて換気も行わなければならないと定められるように成り
ましたが、自然塗料に付いては制限が無いために安全であると考えられ
ていますが、自然塗料であっても注意が必要である事が判ったと言う事
です。我々設計者だけに限らず、そこに生活する建築主もこの事を知っ
た上でこのような自然塗料を使う必要が有るようです。

いわゆる自然塗料に関する商品テスト結果(概要)

日本塗料工業会の自然塗料についての注意事項
07年04月30日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月28日

花嫁修業

現在ではこの言葉を言ったら叱られてしまうかもしれませんが、
花嫁修業と言えばお花、お茶、料理と言われた時代が有りました。
アメリカのインテリアデザイン学校に通っていた方に話を聞きましたが
あちらでは、花嫁修業と言って良いか判りませんが、主婦としての心得
として、インテリアデザインが出来ることが必要で学校に多くの人が
通っていたそうです。私も昔、外国人専用のインテリアデザインの仕事
をさせて頂いたことがありますが、ルームコーディネートを行うのは
主婦の方でした。コーディネートは徹底されていて、カーテンの生地
からソファの生地のデザインを統一するなど、有る物を選択するだけで
は無くて、作っていくと言う感覚で取り組まれていたのを思い出します。
07年04月28日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
07年04月26日

階段にご注意

家の中の事故で一番多いのが階段での転落事故です。骨折や死亡事故も
報告されています。階段をより安全なものにする為の方法は良く見かけ
ますがなぜ今のような階段になったかを書いているのが無いのでここに
書こうと思います。階段の機能は上下階の移動です。最近の家は居間の
天井高を高くする事をアピールして他と差別化をして、高級感を出して
いるのを目にします。天井高を高くすることは上下階の高さが高くなる
ことであり高さが高くなる事は階段の一段一段の距離が(建築用語で
蹴上げと言います。)大きくなる事です。大きくしないためには階段の
水平距離(踏面(フミズラ)と言います。)を大きくして段数を増やす
必要があります。そうすると他の部分を小さくしないといけなくなり
ます。階段は意外と面積が必要です。U字型階段の場合最低でも畳2帖
の大きさが必要となりますので上下階を高くすると2帖よりも多く
面積が必要です。I型階段の方法で階段面積を少なくする方法も有り
ますがI型の場合階段途中でつまずくと一気に下まで転げ落ちるので
危険視する意見もあります。階段を考える一つの側面です。
安全を最優先するのであれば平屋が安全です。色々な要素を考えてから
バランスを取った設計をします。

07年04月26日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月25日

北側の窓

北側に部屋が有る事を嫌う人がいますが。その理由は日当たりが悪い事
が原因です。しかし、世の中には北側の部屋でなければダメという人も
います。北側の部屋を希望される理由は一日中安定した明るさが確保
出来て照度が安定している事です。画家の方などに多いです。
昔の家ですと北側の部屋は日当たりが悪い為寒いのが嫌われたのですが
最近の家の作りは室内気候を一定にしてどの部屋でも温度差を少なく
しますので、冬など居間からトイレに行く時に寒い廊下に出てトイレで
用を足す時に倒れるなんて事が起きないように設計しています。




07年04月25日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年04月24日

シロアリ対策

木造住宅で注意する項目の1つとしてシロアリ対策が有ります。
木材に防腐・防蟻処理剤を塗布するか処理済木材を使用する事が公庫基
準では求められます。公庫を利用しない場合でもこの基準に沿った仕様
の物を使う事が殆どです。そして土の部分の対策ですが薬剤で土壌処理
を行う方法が殆どでしたが対策の1つとして基礎の形状をベタ基礎にす
る事も有効だと言えます。近年科学物質に対する体への影響等も注意深
く考えられ安全性が確認されていても、気持の上で使いたくないと思わ
れる方も居ると思います。そこで薬剤を使わない方法としてベタ基礎を
採用していますが、ベタ基礎の場合建物を作って行く段階で室内から屋
外に穴を開けて置かなければなりません(水道の給水や排水等の配管を
通す穴や工事中に雨水が溜まらない様にする為の穴が開けられます。)
その穴や配管した隙間からシロアリが入ってこないようにシロアリより
目が細かい網を隙間や使わない穴に貼り付けます。当然の事ですが基礎
を作る時に後で隙間が出来るような事をしてはいけません。

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07年04月24日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
建築協定と言う制度をご存知ですか?
現在近隣にマンションが建つのでその建物の建設反対運動を起している
人が居るので図面の見方が判らないそうなので話を聞いてくれないかと、
知人から頼まれて、その方達とお会いしました。
図面の見方やその他の疑問点など色々と答えたのですが、反対運動をする
事は結構エネルギーを使いますね。代表の方達とお話しましたが皆さん
の意見調整やら会場の手配やら集会の呼び掛けなど大変だと話されてい
ました。その時もお話しましたがそのエネルギーをもっと前から使って
いたら今のように大変な苦労をしなくても良かったと言うことです。
自分達が住んでいる環境を普段から考えて地域を大事にして住む場所に
関心を持っていただいていたら。
マンション建設などの事で大騒ぎをしなくても済む方法が有ります。
その方法は、自分達が住んでいる地域一体に建築協定を結んでおけば良
いのです。ただそれだけです。そうしておけば大規模建築物の制限をす
る事も出来ます。何よりも現在の住環境を壊されないで済みます。
地方自治体には建築基準法に定められた建築協定を締結する旨の条例を
定める事ができるのでその条例が有るか否か役所で調べると判りますの
で一度調べたら如何でしょう?
07年04月23日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月21日

北が2つ有る

設計する時には北が2つ有るので注意が必要です。それは磁北と真北の
2種類です。ご存知の方もいると思いますが、磁北は磁石が示す北の方
位で、真北は北極点を示す方向です。(正確にはその土地の経線の方向)
北極点は固定点ではないので毎年少しづつ動いています。ですから真北
を決める為には太陽の方角を測り計算をして建物が建つ土地の真北を決
定します。私の事務所では専門家に依頼して真北を出してもらいます。
何故真北が必要なのか次回にお話します。

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07年04月21日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
何処の家でも浴室を設置するのが当たり前の世の中ですが、ちょっと前
まではそうでも無い時代が有ったのをご存知ですか?
今は浴室と言えばユニットバスが多く使われその防水機能も信頼される
ようになってきて2階に設置する事もためらいも無く出来るようになった
のは有り難い事です。タイル貼等の造作する浴室を2階に作るためには
防水をしないといけないのですが防水の信頼性が無い為、部屋を造って
一旦アスファルト防水をした後鉄板などで腰までの床壁を作ってから更に
防水をして床壁の下地を作ってから仕上るというのが以前の工程でした。
今はユニットバスのおかげでそのような工程をしなくても簡単に設置
出来ますが、使用する側が床に衝撃を与えないように気を付けないと
とんでもない事になるので注意が必要です。

07年04月20日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月19日

鬼門が逃げる

家相で鬼門を避けると言う事が良くあると以前ブログで書きましたが、
その鬼門の方角を特定するために、家の中心を定める必要が有ります。
家相を鑑定する所は夫々流派があります。神谷古暦派、松浦東鶏派
松浦琴鶴派などが知られている流派です。他にもあると思いますが詳し
くは調べないと判りません。そこで知っておいて欲しい事は、各流派に
よって家の中心の取り方が違うと言うことです。家相を気になさる方は
自分はどの流派で考えているのか、又は家の中心はここで考えて欲しい
と言うことを設計者に伝えないと設計者は戸惑いますのではっきりと伝
えましょう。間違っても一般的な方法でとか、お任せしますとか言わな
いようにしないと、自分が信ずる家相が狂ってきてしまいますのでご注
意を。そうしないと禍根を残すことなります。
07年04月19日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年04月18日

雨でも行くぞ

昨日は現在工事中の「小淵沢の家」の基礎の配筋検査に行って来ました。
この家は寒冷地に有る事と、地盤が傾斜している事、その他諸々の条件
のために基礎は地表からは高く地盤からは深くなっているので、基礎工
事が結構掛かります。その為に基礎の検査だけでも数回は行う事にして
います。そんな事で一路小淵沢へ、朝、東京を出る時は結構雨が降って
いるため現地の様子が心配されたのですが、

20070418_01.jpg

到着した時は雨も上がっていて無事検査は終了と成りました。

20070418_03.jpg


こちらはやはり山の気候でやっと桜が咲き始めた所です。
この工事のお陰で桜をこちらでも見ることが出来て良かった。
(役得ですかね?)

20070418_02.jpg

それでも、山の天気は目まぐるしく変わり、途中、
雹(ひょう)が降ってきたりして、帰りはすっかりの雨に
なって仕舞いましたが、

20070418_04.jpg

お陰で、車中で読もうと持って行った本が読めて良かった良かった。

20070418_05.jpg
07年04月18日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
07年04月17日

洗濯機はどこへ

家を計画する時に洗濯機を置く場所を決めますが、皆さんは何処に置く
ように考えますか?欧米ではキッチンセットと同じレベルでビルトイン
する例が多く、大きな家ではランドリー部屋が有ったりしますが、私が
係わった例でいえば、台所に併設した洗面所に置く例が多いです。家事
の動線計画を短くすると考えられての事だと思いますが、洗面所と洗濯
物干し場が近ければ動線は短いですが、洗面所が1階で2階に干し場が
有る場合は洗濯した水分を含んだ重い衣類を持って上がる事になるので
かえって家事労働を大変にする逆転効果が出てしまう事も有ります。
洗濯機を置く場所は洗面所と決めて計画をしないほうが良い場合も有り
ます。

07年04月17日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
4/13の建築情報紙を発行しているウェブサイトのKEN-Platzの中に
【能登半島地震】筋交いは入れたのに…。築浅住宅が倒壊した理由
と言う記事が有りました。その記事によると築10年程の住宅が倒壊した
原因が補強金物が使われていない事と筋交いを止めている釘が少なかった
事だそうです。設計をしている者として設計図書でどのように指示されて
いたのか気になるところであり、その問題に加えて、工事監理でも是正を
行わなかった事も不思議でなりません。どのような建物でも設計をしなけ
れば建てられないということを、誰もが知っていると思うのですが、その
設計をして監理をする仕事が正確に理解されていない事もたびたび聞きま
す。このブログでも昨年の8月11日に「ホールダウン金物」について
書きましたが、このような記事を見て設計者はダメだと思われてしまうの
ではないかと危惧するのは私だけでしょうか?






07年04月16日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月15日

敷き方のデザイン

 

和室には畳を敷きますが畳の敷き方に畳敷様として祝儀敷、不祝儀敷の
2種類があります。昔は自分の家で祝儀、不祝儀を執り行ったのでその
都度畳を敷き変えたという事です。昔は6帖の広さ以上の部屋の連続で
した。4.5帖の部屋の大きさは室町時代に表れたようで茶室として使われ
たのが始まりのようです。しかし最近の住宅事情を反映して畳の部屋が
欲しいという要望から部屋の大きさも4.5帖の広さの部屋も増えてきまし
た。そこで、我々が気を付けなければならない事が有ります。
畳の敷き方で半畳が部屋の中心に有る敷き方が気になる人がいる事です。
4.5帖はもともと茶室から始まったので祝儀敷、不祝儀敷の敷き方は有り
ません。炉の切り方によって畳の敷き方が決まります。しかし半畳を
部屋の中心に持って来るのを気にする人は武家屋敷で切腹部屋として
4.5帖の部屋が設けられている敷方と同じだと言うことで気にされるよう
です。でも、部屋の隅に半畳を持ってくると不祝儀敷のようにも見える
のですが、どうなのでしょう?
私は、住まう人が気にならない方を選択していただきます。
モダンな敷き方で全部半畳にして琉球畳などを敷く事も有ります。
07年04月15日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年04月14日

キッチンの壁

台所の流し台前の壁の仕上でタイル仕上を敬遠する人がいます。
敬遠する理由でタイルの目地が黒く汚れて綺麗にならないと言われる事
が結構有ります。目地のモルタルに油が染み込んで取れなくなるのが原
因ですが、そんな話の時に最近では光触媒技術が発達して来て油汚れが
付き難く、掃除がしやすくなっている事などの話をします。そんな事も
有ってか、タイルを使う事が一時期よりも増えてきました。タイル以外
ではパネル状の不燃材を貼る事が多いですが、そのような不燃材と比較
するとタイル貼は色々なデザインが出来るので、デザイン性は優れてい
ます。

07年04月14日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
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日本の建物は元々は建具が開く物ではなくて引く物でしたが西洋の
建築様式が取り入れられてから開く建具が普及してきました。この
違いは建築の成り立ちから来ていますが、ドアの開き勝手にはそれ
ぞれの意味が有ります。寝室のドアの開き勝手にも開き方の意味が
有ります。それは個室に共通していますが、ドアを開けた時に部屋
の中が直接見える事が無いようにするのが作法です。皆さんの家の
寝室のドアの開き方はいかがですか?
図面で言うと室内から見て右吊元にするとドアを開けた時に寝室の
中が丸見えになります。
今迄に多くの方と打ち合わせをさせて頂きましたが、殆どの方は部
屋に家具(この場合、箪笥などが多い。)を置く都合でドアの開き
勝手を決定します。大抵廊下側に開いて家具が置けるようしたいと
言う希望です。皆さんはどちらが好きですか?
07年04月13日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月12日

家相が気になる時

家相を気にしていますか?
住宅の設計依頼を受ける時、この質問を必ずします。返答で多いのは
「鬼門を避ける程度でお願いします。」と言う答えです。
住む人が気持ち良く住まう為には気になる事を無くさなければいけま
せん。家相が気になる人に家相のウンチクを話しても意味が有りませ
んし迷惑がられるだけです。しかし困るのは、住むまで気にしていな
かった人が、住み始めて新築祝いなどでお客様をお招きした時に招待
したお客様から家相について色々聞かされた為に気にするようになる
ことです。大体このような場合、親戚の人などから指摘されることが
多いようです。(笑)その反動が私の所まで来て「なぜ最初に言って
くれなかったのだ。言ってくれていたら鬼門を避けていたのに。」と
なるわけです。そうならないために最初に質問をしておきます。

07年04月12日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
シックハウス対策の為、建築基準法の改正が平成15年に施工されて3年
経ちました。建築に使用する材料から科学物質の放散量を規制したり
室内換気を計画的に行う事などが改正の内容です。しかしこの内容にを
正確に理解している人は少ないのではないでしょうか?改正前はマスコミ
も挙って報道していましたが現在ではその検証を報道している物を見た
事がありません。本当に効果があったのかの検証結果を知りたい所です。
改正前に科学物質過敏症が言われ建材や工事中に使用される科学物質の
中からホルムアルデヒドとクロルピリホスが規制の対象になりましたが
科学物質の放散はこの物質だけで無い事は皆さんがご存知の通りです。
どのような場合でも完全な物は無いのですが、検証結果が或いは検証の
経過などが判らないままですので、自分が意識を持つ事によって予防で
きるのだと思います。皆さんに知って頂きたいのは科学物質の放散は建築
建材からだけでは無い事です。家具や防虫剤、香水、化粧品、洗剤など
生活の色々な物が影響すると言われているので建物全体を考える事が
必要だと言う事です。あまり神経質になってもいけませんが、情報を
正確に知っておく事が安心に繋がる事だと考えます。
厚生労働省から居住環境中の揮発性有機化合物の全国実態調査も出され
ていますので参考にして下さい。
07年04月11日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月10日

液状化現象

地盤の液状化現象とは砂質の土が水を多く含んだ時、今まで砂の粒子と
粒子がぶつかり合って安定していた状態がぶつかり合っていた摩擦が水
に妨げられて振動する事によって粒子が移動する状態で、その土の上に
建っている建物が土の中に沈んで行ったりする危険な事です。
地震が起きるたびに最近は地盤の液状化現象が報道されますが、この現
象が初めて経験されたのが1964年に起きた「新潟地震」だったと記
憶しています。それ以前は地盤にひびが入るような事は有っても地盤自
体が液体のようになるとは考えられていなかったのです。ですから建物
を支える地中の杭には横から力が掛かり折れるとは考えられていません
でした。この新潟地震の時に4階建ての県営アパートが倒壊したり陸上
競技場が壊れたりして液状化現象が広く認知され、その後の建築の構造
計画の基本の見直しが図られた訳です。過去の経験が1つ1つ生かされ
て今が有る事に、人間は経験で進歩して行くのだなぁと、感じさせられ
ます。
07年04月10日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
窓にも色々と種類が有りますが、その中の1つピクチャーウィンドウが
有ります。外の景色を窓で切り取って絵画のように見せると言う訳です。
写真の窓は世田谷F邸の窓で外の樹木を切り取って部屋に導いて部屋の
構成の一部としました。

07年04月09日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月07日

リビング階段

リビングから2階に上がるための階段が有るプランを提案すると以前は
決まって冷気が降りてきて寒くなるから「いや」とか2階に暖房した空
気が行ってしまうので「いや」と吹抜と同じように拒否反応が示されて
階段を付ける意味を説明するのが結構労力が必要でしたが、最近は建築
主からリビングに階段を付けたい。とか吹抜を設けたいと言われ、時の
流れを感じます。我々が説明してきたことが浸透した結果なのか知る由
も有りませんが、現在一般的でない事でもその家に必要であると思った
ときはこれからも積極的に提案していかねばいけないと、勝手に考えて
いるところです。

07年04月07日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年04月06日

スケール感

修行時代の頃、同僚達と良く寸法当てゲームをやりました。
あのテーブルの甲板の厚みは何??椅子の足の太さは何?な
どと色々な物の寸法を当てるゲームです。我々は常に色々な
物の寸法を決定する作業を行っているので、このゲームは非
常に役に立ったと思います。
白紙の用紙にプランを書いている時でも大体1/100スケール
だったり1/200スケールだったりですが最近このスケール感が
狂うことが有ります。新聞の書評を参考に本を買ったり、イン
ターネットで本を買う時、画像が付いているますが皆同じ画像
サイズなので文庫本なのかA4サイズなのかあるいは他のサイ
ズなのか確認をしておかないと本が届いてからあれ?この大き
さなの本なのか、と思わされる時があります。別にどうと言う
事は有りませんが想像していたものと違うとちょっと拍子抜け
したような、軽い無力感に襲われたりします。
皆さんはいかがですか?そんな事は有りませんか?


この写真の本は文庫本です。(笑)
07年04月06日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
07年04月05日

工法を選ぶ

木造軸組工法と枠組壁工法あなたはどちらがお好みですか?
枠組壁工法は一般には2x4工法と呼ばれている物です。
ご存知のように2x4工法とは2インチx4インチの材料を
使って家を作っていく工法です。
今は同じような考え方の工法で2x6工法やパネル工法など
が有ります。
「木造軸組工法は古から有る日本の工法です」と聞いたこと
は有りませんか?しかし今の木造軸組み工法は伝統工法とは
違い進化している構造と言えるでしょう。
過去の地震等で学んできた事を生かして枠組壁工法の利点を
取り入れ地震時や強風時の力の流れを数値化して効率的に補
強をするのが今の木造軸組工法です。その他にも色々な工法
がありますので、自分が欲しい空間を考えてそれを実現でき
る工法を選択する。それが賢い住まい造りだと思います。



07年04月05日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
セキュリティを考える時に、人によって捕らえ方に大きな違いが有りま
す。その違いは経験から来ていて、実際に泥棒に入られた経験を持つ人
は微に入り細に入り検討するのですが、そのような経験が無い人(殆ど
の人がそうだと思いますが)は表面的な事で大丈夫と判断してしまいま
す。実際に被害に遭われた方は窓の位置、窓と下屋の関係、隣地境界線
との塀と部屋との関係など様々な事に話が及びます。その一つ一つが貴
重な意見です。今迄に多くの人の家の設計に携わってきた者にとっては
そのような色々な話を踏まえてセキュリティの話をしていますので、新
たな計画をされている方は私の話を参考にしていただければ良いな?と
思っています。
07年04月04日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年04月03日

吹抜の効果

計画で吹抜を設ける事が有りますが、吹抜を考える元は様々な物が有り
ます。

1.1階の天井高を高くしたい。
2.1階と2階を連続したい。
3.高い所から光を取り入れたい。

などが主な理由に挙げられますが、皆さんの場合は如何ですか?
写真の家の場合はインターホンなどを使わなくて家族が何時でも声を掛
けられる様な仕組みにしたいとの要望で、吹抜部2階の手摺側にカウン
ターを付けてそこで勉強や作業などをできる様にしたのと、部屋の吹抜
側に窓を付けています。此処の家の吹抜の効果は、家族がバラバラにな
らないけれど、夫々の事には干渉する事無く過ごせると言う物です。




07年04月03日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年04月02日

東宝撮影所の桜

そんな訳で、夜になって東宝撮影所の夜桜見物と成りました。(何がそ
んな訳だとお思いの方は昨日の本店のブログ「設計の
休憩室
」を見て下さい。)それなりに人は
多かったですが、此処は川沿いの路で、特に人集めの為の夜店など出て
ないので只桜を見て楽しむだけ、東宝撮影所の好意で映画撮影用のライ
トを設置して夜桜見物ができる様にして戴いている物です。ですから
路幅が狭いためにシートを広げる場所も無い状況です。
桜の花は咲いてから散るまでの時間が短いので見物できる時に見ておか
ないと後悔するので見物に行きました。今年も桜が見れて良かったです。

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07年04月02日 | Category: General
Posted by: shimasekkei