最近の住宅の壁の仕上げはクラックが嫌われ、その上工期の短縮を図る
ために塗り壁が少なくなってきていて、その傾向が室内の壁仕上げにも
有って、塗り壁よりはクロス貼という選択をされる事が多いです。

打合せをしているある時に、和室の壁の仕上げ材の話になり塗り壁の話
をした所、大変に驚かれた事が有りました。その方の話ですと今までに
和室の壁の話の時に塗り壁だと思っていると、いつもクロス貼を勧めら
れたと言う事でした。

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そんな塗り壁のクラックを防止する為に、石膏ラスボードの継ぎ目など
には写真のようにファイバーテープを貼って下地をしっかりと固定して
下地造りをしてから下塗りを行うように設計で指定しています。
そして、設計通りに施行されているのか監理で確かめたのがこの写真で
す。