人と話す時には目を見て話せとはよく言いますが、家族同士では、
目を見て話す事は少なくなっている家庭は多いような気がします。

それでも目線の高さを揃えるように設計することは有って、床座と
椅子座では目線が揃わないために、和室と言うか畳敷きの部屋を居
間と一体として使用する要望が有る時など和室空間の床を高くして
目線が揃うような提案は一般的です。

この頃はオープンキッチンが好まれていて、キッチンセットを囲ん
で家族が団欒するような形態も、以前では女性が嫌う事も多かった
のですが、今では抵抗感が無いようです。

その場合立っている人と座っている人の目線が揃わないので作業側
の床を下げる提案をするのですが、採用される例はあまり多くあり
ません。目線をそろえた方が良いと思いうのですが、どうしてなの
かはっきりとした理由は聞いた事が有りません。