日本の住宅の特徴の1つに靴を脱いで室内に入る事が有り、その場
所が玄関です。その玄関のホールの床から一段下がった床を「式台」
と言います。

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その式台の名前の由来を調べると元は「色代(しきだい)部屋」と
言い、桃山時代辺りの書院造りから見られ、公式の来客を向かい入
れる部屋が有り、その部屋が段々と簡略化されて板敷になり、名称
も玄関拭板などになり今の式台にと変化したと言う事が判ります。

元来、色代(しきたい)はあいさつの意味が有るので、挨拶をする
場所と位置付けらた室名だったのですね。

現代に残る建築の部位名称も歴史を感じさせる物が有ります。