昨日の続きで「四阿」のお話。これで「あずまや」と読むの?と思
うのですが、その通り。でも「しあ」とも読みますね。

この「四阿」は中国建築で「廡殿」(ぶでん)とも呼ばれ日本の寄
棟屋根と同じ形式の事。そしてこの「廡」(ぶ)(もしかしたらMac
では文字コードの違いからこの漢字は表示されないかも知れないの
で、漢字の解説をしますと、部首は「まだれ」でその中に「無」
の文字です。)の漢字は「ひさし」で家で何も無くて通路にした廊
下の意味だそうです。

もう1つは「阿」の漢字、この漢字には曲がったたるきの意味が有
り、4つの面から出来た屋根(屋根はたるきを組んで出来ている)
で「四阿」という事も言われているようです。

その様な事から柱だけで壁が無く屋根が寄棟の建物を「四阿」(あ
ずまや)と呼んでいるようです。

あずまやを調べると、関連して「真屋」(まや)と言う文字が出て
きます。この真屋は古代において前後に両下がりの屋根面を持つ建
物と言う事で簡単に言えば切妻屋根の事、この屋根形状は四阿より
格が上だと考えられているそうで、神社本殿の多くが切妻屋根なの
はその為だそうです。(古代建築技術の為だと思っていてので、目
から鱗状態)この「真屋」と言う言葉は「出雲国造神賀詞」(いず
もこくそうかむほぎのことば)と言う天皇に奏上した物の中に出て
くるそうです。

まぁこのあたりになると歴史そのものという感じで建築と離れてし
まうのでこれまでとしますが、建築の事を調べてみると、色々な事
が次々に出て来て面白い事が多いです。