先日お話しました共同住宅の現地調査も概ね終了して、これからは
それらのデータを入力して、基礎データとする作業なのですが、

現地を見て改めて気になったのが近年建てられた共同住宅があまり
にも”張りぼて”の感じを受けた事。道路からはセキュリティーら
しさを演出してオートロックなどの仕様になっているのですが、
ちょっと裏手に廻ればそこには、今迄と同じ外廊下、外階段タイプ
の物(此処で写真を掲載してしまうと特定な物になってしまうので
掲載はしませんので想像しながら読んでください。)

外廊下が道路に面している物になると入り口はオートロックですが
廊下の手摺を跨ぐ事が出来るので、オートロックの役目を果たさな
い物まで有りました。元々オートロックの問題点はこのブログでも
指摘していますが、改めてそれらの数は増えているようです。

建築を設計する身としてはこのような建物は造るまいと反面教師に
なった現地調査では有りました。