09年10月20日

秋の夕日

今日の夕方は久しぶりに綺麗な空を見る事が出来ました。
秋の空と言えば「天高く」と言われように空が高く見えますが、実
際に天気現象が起こる対流圏の高さと言うか厚さは秋よりも夏の方
が高いそうですが、秋は空気が乾燥しているために細かい塵や埃が
少なくなる為に遠くまで見通せるからだとか。

余談ですがこの対流圏の外側のところが成層圏ですが、その対流
圏と成層圏との境を「対流圏界面」と言うそうです。

20091020_01.jpg

そんな秋の夕日を見ながら、夕日の好きな私は、夕日と共に過ごせ
る西側に大きく開く事が出来る住宅は結構好きです。
09年10月20日 | Category: 日記
Posted by: shimasekkei
09年10月19日

換気不足

3日前(10/16)のニュースで、茨城県北茨城市の陶芸小屋で一人死
亡2人重体と言っていたのが、今日は2人死亡となってしまった事
故が有ったのをご存知でしょうか?

警察署の実況検分で部屋の換気を行わずに陶芸窯を使った為に一酸
化炭素中毒になってしまったようです。このブログの以前の記事の
機械換気の誤解」にも触れていますが、現在の住宅は特別な施行
をしなくても気密性が高いので、余程気を付けて換気を行わないと
燃焼の為の空気量が足りなくなるのは必須です。

20091019_01.jpg

最近の住宅造りは専門家にお任せすると言う感じの意識の為か、
出来上がりの事には神経を使われますが、実際の製作過程に関心を
持たれる事が希薄になっているように感じます。
今回の事故の家に換気給気口が設けられていたのか否かは判りませ
んが、設計段階から適切な打合せが出来ていたら、このような事故
は防げたのかもしれません。

いずれにしても、火を使う場所には空気が必要なのは当たり前で、
私が子供だった頃は火を使う時には定期的に窓を開けるように親か
らよく言われた物ですが、このような基本的な教えは何時までも続
けて行って欲しいと思うのです。

09年10月19日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
09年10月15日

出会い

昨日の事、あるゼネコンの営業担当者がわが事務所を尋ねて来まし
た。まぁ、その事自体は特段珍しい事では無いのですが、今回は
現在計画中の共同住宅の建築主からの紹介で、初顔合わせとなった
訳です。

現在、世の中は不況で仕事が絞られてきているのは、皆さんご存知
の通りですが、建築業界では、今回の政権交代の影響が早くも出て
いて、大手ゼネコンが公共事業削減の為に、今迄手を出さないよう
な規模の仕事にも営業攻勢を掛けて来ているとの事で、建築の営業
の方は大変なようです。

我が事務所では規模が大きい建物はそれ程無いので、大手ゼネコン
とのお付き合いは有りませんが、それでもある程度の規模の会社に
お願いしたりしていて、その中の1社の営業マンで熱心に仕事をし
てくれている人が居たのですが、1昨年他界され、何となく穴が開
いた状態だったのですが、今回の出会いでその穴が埋まってくれる
と良いな・・・? という思いでした。
09年10月15日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
最近医者の検査を受ける機会が有り、担当医の説明を聞いていて
インフォームドコンセント(informed consent)と言う言葉が頭を
過ぎりました。

我々の業界にこの言葉を充てると「説明責任」という言葉になるの
でしょうが、英語の本来の意味ではあらゆる法的契約に適用される
概念と言う事なので、我々が使っても間違いではないですね。

普段から、建築主に建築に関する言葉が正確に理解されているのか
注意して話しているつもりですが、何かの拍子に受ける質問で、
理解されていない事が発見できたりして、説明の内容を以前とは違
う切り口で話して、理解されるようにしていますが、どれほど理解
され、納得されたのかは本人しか判らない事では有ります。

しかし、お医者さんの言葉を聞いていると理解出来やすい医者と、
理解でき難い医者がいる事は事実で、反面教師となった一場面では
ありました。
09年10月13日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
09年10月08日

タワーマンション

東京のベイエリアやリバーサイドに行くと高層のタワーマンション
が林立している姿をよく目にします。

20091008_01.jpg
この画像は記事の内容とは関係有りません。

日本の超高層建築物として知られる霞ヶ関ビルが竣工したのが19
68年でそこから次々と超高層建築が始まり事務所ビルから遂には
居住建築物にまで来たという感じなのですが、果たして居住用とし
て適しているのか、疑問を持っているのですが、

そんな折、グッドデザイン賞の選考委員のブログに次のような事が
書いてあり少し溜飲を下げた思いです。

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それにしても巨大な集合住宅やタワーマンションのディベロッパー
は自らの社会的影響力の大きさについて、ほとんど無自覚である点
は驚くべきことである。住宅を単なる商品と考えるのならば、グッ
ドデザイン賞に応募する資格はない。恐らく彼らにとってグッドデ
ザイン賞は商品価値を付加するための一条件でしかないのだろう。
そのような応募作品を入選させることはグッドデザイン賞の社会的
な意義を失わせるだけである。ディベロッパーが自らの社会的責任
を自覚し、ライフスタイルや地域社会に対して何らかの提案を行う
ようにならない限り、今後も当選はあり得ないことを確認しておか
ねばならない。
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タワーマンションばかりでなくハウスメーカー等のグッドデザイン
賞への対応が同じように感じられているので、このような考えを持
つ選考委員であれば建築に対する賞は安心できると思ったのでした。
09年10月08日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
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