暦を見ると今日は初午と言う事なので、ここ世田谷ではどのような
風習が有ったのかを知りたくて、昼休みを利用して、ちょっと民家
園へ行きました。

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世田谷で行われていたのは「小屋掛け」という物で、屋敷神として
稲荷を祀っている家では、初午が近づくと庭に丸太で骨組みを作り
周りを筵(むしろ)で囲って、中に囲炉裏を作り子供たちが太鼓を
叩いたり、甘酒や汁粉を作って遊んだそうで、昭和の始め頃まで行
われていたそうです。

全国で色々な風習が有りますが、段々と少なくなってきているのが
現状です。暦の上でのこのような行事は五穀豊穣を祈願する事から
始まっている事が多いため、土から離れてしまうと祈願の形も変わ
るので、仕方のない事では有りますね。