家の断熱効果を高めるために色々な断熱材を用いる事は以前にも書
きましたが、断熱と合わせて大事なのは壁の中の通気を図る事です。

通気が出来る通気シートを貼り、通気シートと外壁材や外壁下地材
の間に通気層を設けるために通気胴縁と言う板を取り付ける方法が
有りますが、この通気胴縁の貼り方が間違っているのを、見る事が
有ります。


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(窓の周りはこのように胴縁を取り付けます。)

この胴縁は空気を流す為の物ですから隙間を開けなければいけない
のですが、どう見ても空気が流れないように出来ているのです。
そんな現場を見ると、建築主が気の毒に思えてきます。