耐震補強工事の設計を勧めていく中で 気をつけたい出来事がありました。
図面と見積もりを持って工事業者さんと共に施主のお宅に打ち合わせに行ったところ前回気が付かなかったことを発見!

大げさなんですが、浴室と廊下の境に筋違を入れたいと考えていたところ不可能であることがわかったのです。

なぜかというと 当時(昭和54年)は浴室周りは1m程ブロック積みにしている家が多いのです。
湿気対策で土台を他の部分より上げて腐らないようにしているのですが そのことが念頭に無かった為、すっかり騙され?てしまったわけです。

急遽 他の部分に耐力壁を設けるよう変更しなければなりませんでしたが
なにしろ目に見えない壁の中のことなので壊してみないと分からないことが今後も出てくるかも。