2年目の東御市の耐震診断が終わり、現在入力中です。
私は3件の精密耐震診断と7件の簡易耐震診断を受け持ちました。
昭和54年とか53年とか古くても48年とかの家が多いように感じます。

48年前後の家は壁に土壁を使い内部も繊維壁の真壁(柱が見える和室など)といった
家が多いのではないかと思います。
調査して気付くことは、南側に大きな開口部が多すぎること・・・バランスがとても悪いです。
また、繊維壁やじゅらく壁という和室の仕上げ材の下地は ほとんどがラスボードという
下地材が使われていると思いますが、これはほとんど耐力ゼロとして計算します。
3ミリ厚さや4ミリ厚さのプリント合板(化粧合板)も同様です。

いかにバランスよく耐力を上げるか ということに大変苦労します。