07年11月19日

プレカット

最近の木造住宅の場合、ほとんどこの「プレカット」と言うコンピューターによる仕口の切り込みを自動的に行う方法で組上げられている。とても便利になって我々の監理業務も楽になってきたが、その反面大工の技術が著しく低下した。結果大工は棟上のときも、ただ組上げるだけで、鋸も鉋も持たなくなってしまった。当然賃金も安くなり大工の魅力も半減してしまっている状態である。これでは人材は育つわけが無い。市場原理と言ってしまうには、あまりに寂しい。昔は大工の切込場に行って、その技術を観て技術者に対する尊敬と仕事への充実感を感じていたのだが・・・ローコストを追求する反面このようなジレンマに陥るのである。切実なる問題である・・・
07年11月19日 | Category: General
Posted by: urigura
07年11月08日

エコハウス

ここ数年、ちまたで盛んに「エコ」という言葉が横行しているが、今では建材も義務付けされてるので、どこで建てても、ある一定の基準は満たしている。最近では工務店の社長が「木のぬくもり」とか「心の安らぎ」とか熱く語ってる姿をよくみるが、そんな顔してないくせに、しらじらしいやつだと思うのは僕だけだろうか・・・null
07年11月08日 | Category: General
Posted by: urigura
07年10月23日

ローコスト

最近は、やたら「ローコスト」という言葉を簡単に言われるけど、これがやたら難しい。単純にハウスメーカーみたいに四角にするとか建材を中国製にするとか・・・そういうことではなくて、ちゃんとエコに拘りながら良い建材でローコストに抑えるのは難しい。一つ一つ時間をかけて吟味していって少しずつ減額できる。手品のようなまねはできない。経験上ひとつ言えることは、やたら根拠なく安い工務店は要注意。後でひどい眼に合うことが多い。設計者は日々考えなければならない・・・
07年10月23日 | Category: General
Posted by: urigura
07年10月01日

黒川紀章

彼は偉大な建築家だったのか・・・学生の頃は彼の「メタボリックする建築」についての論文を夢中になって読み漁った思い出がある。難しい言葉ばかりでかなり疲れた気がする。昔の懐かしい思い出である。今ではお腹がメタボ・・・他に丹下健三氏や磯崎新氏の本も読んだりしていたが、磯崎先生のが一番肌になじんでいた。黒川氏の場合、作品も好きにはなれなかった。顔も根性悪のベンガルみたいで・・・しかし、彼の発想はかなりユニークだった。都会に針葉樹を植えるはなしとか地下に搬送専用道路を造る話とか・・・もしかすると惜しい人を無くしたのかもしれない・・・
07年10月01日 | Category: General
Posted by: urigura
07年09月28日

プロフィール

事務所名:有利蔵建築設計室
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名前:古賀 俊吾

メール:urigura@mountain.ocn.ne.jp
ホームページ:http://www17.ocn.ne.jp/~urigura/
ブログページ:http://www.shigyoblog.com/urigura/

士業種:一級建築士
経歴・実績:約20年・・・
趣味・マイブーム等:ぶらり旅・野宿・・・
07年09月28日 | Category: General
Posted by: urigura
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