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07年11月30日

個展

今年の夏は、初めて「作品展」をすることができました。いろいろなことがありましたが、思い出深い出来事のひとつでした。
2007/07/18〜8/03まで福岡市天神 LAV STAGE Pro ショールームにて建築作品展を行いました。「建築とアートのかかわり」というテーマのもとに福岡で活躍中の4人の芸術家作品を展示しました。メンバーには、CG;戸谷 悟氏 彫刻;大塚 豊氏 風水;蘭鳳氏と共に展示会を楽しむことができました。多くの人たちから協力を得て、盛り上げていただき、また、多くの方々に足を運んできていただけてことに感謝しています。これからも年に1回くらいは「作品展」を行いたいと思いますので、その際は足を運んでいただけると幸いです・・・
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07年11月30日 | Category: General
Posted by: urigura
07年11月27日

伝統工芸

先日引渡した和風住宅の建築主のために和風の家具をデザインしてるのですが、これがなかなか難しい。大川で製作中なのですが、工場の製作者に意思が伝わらない。週末見に行く予定だけど、少し怖い・・・伝統的な組方に拘って製作してみることにした。色合いは草木染めの仕上げなので美しい。日本の伝統工芸には捨ててはいけない素晴らしいものがある・・・
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07年11月27日 | Category: General
Posted by: urigura
07年11月26日

自然との折り合い

今日は、「自然との折り合い」について、
人間は、自分たちの生活のために、自然を壊し、他の生き物を殺し、生きていく生き物である。他の動物たちも生きるためには、同じ事をしているが、人間との違いは、「楽しむ」という事の違いである。他の動物達は、生きるために必要だから、必要なだけ殺して生きていってるが、人間は違う。生活を楽しむため、あるいは快適さを求めて自然を破壊しているのである。つまり、人間は地球にとっては、害虫”なのである。とりわけ僕は、その中でも最も悪質な「建設業」の仕事に携わっているのである。「環境に配慮した建築」だとか、「環境の重みに対決した建築」だとか、建築家の多くは、いろんな事を言っているが、そんなのは、良いわけに過ぎない。土地の開発や建築は、明らかに「自然の破壊」なのである。かといっている僕も、自然の役に立つようなことは、なにも出来ていないのです。せいぜい建設現場に、ブナやコナラを植えたり、アスファルトやコンクリートで敷地を殺さないよう気を使う程度である。実際どうして良いかわからないのです。・・・・・・・
だから、僕は「木を植える」。暇さえあれば「木を植える」田舎に行っては「木を植える」・・・・・・・・・・これが僕の「自然と適当に折り合いをつける」唯一の手段なのであり、自然に対する罪のつぐないかたなのである。
07年11月26日 | Category: General
Posted by: urigura
07年11月19日

プレカット

最近の木造住宅の場合、ほとんどこの「プレカット」と言うコンピューターによる仕口の切り込みを自動的に行う方法で組上げられている。とても便利になって我々の監理業務も楽になってきたが、その反面大工の技術が著しく低下した。結果大工は棟上のときも、ただ組上げるだけで、鋸も鉋も持たなくなってしまった。当然賃金も安くなり大工の魅力も半減してしまっている状態である。これでは人材は育つわけが無い。市場原理と言ってしまうには、あまりに寂しい。昔は大工の切込場に行って、その技術を観て技術者に対する尊敬と仕事への充実感を感じていたのだが・・・ローコストを追求する反面このようなジレンマに陥るのである。切実なる問題である・・・
07年11月19日 | Category: General
Posted by: urigura
07年11月08日

エコハウス

ここ数年、ちまたで盛んに「エコ」という言葉が横行しているが、今では建材も義務付けされてるので、どこで建てても、ある一定の基準は満たしている。最近では工務店の社長が「木のぬくもり」とか「心の安らぎ」とか熱く語ってる姿をよくみるが、そんな顔してないくせに、しらじらしいやつだと思うのは僕だけだろうか・・・null
07年11月08日 | Category: General
Posted by: urigura