●常識は社会のルール
あるコンサルタントの人から聞いた話を紹介する。
全国〇〇〇〇協〇組合という組織があった。過去形で紹介したとおり今は存在しない。この組合からの依頼で業界の仕事をしたが、あるとき大分県某市に講演に出かけた。
朝ホテルに出迎えが来る。その組合の部長が一緒である。そのコンサルタントはゲストという形である。すると迎えに来た若者は、部長に言った。
「部長、鞄をお持ちしましょう」
すると部長は、ひょいと鞄をその若者に渡した。ただそれだけのことである。
そのコンサルタントの人は唖然として驚いた。その人の大きなボストンバッグはそのままである。
話しは変わる、名古屋に出かけた会議の時参加者の中には、当時三洋電機の副社長だった後藤清一さんもおられた。そこへ出迎えが来た。後藤副社長の荷物を見て、迎えの若者は言った。
「副社長、手荷物をお持ちしましょう」
すると後藤副社長はそのコンサルタントの人の大きなバッグを見て、「それより〇〇先生のバッグが重そうだよ」と言われた。すると若者は、「先生のバッグをお預かりしましょう」と言い大きなバッグを受け取ってくれた。お陰で車の乗り降りもらくに出来た。
この二つの出来事を比べて、皆さんはどうお感じだろうか。
常識の問題だと思うが、前出の協〇組合の場合は常識がないのである。上も下もないのである。この組合にある時出かけたそうである。出張で鹿児島に出かけたときの柑橘類の大きなやつでザボンを土産に買って行った。女の子にみんなで食するようにと渡した。
この協〇組合から帰途につくまでに「さっきはお土産を、ありがとうございました」とは、だれも言わなかった。上司の課長も部長も言わなかった。やっぱり常識がないのである。
19年07月01日 | Category: profile
Posted by: mao
19年06月01日

知恵を生かす経営

●グッドホームは地元の企業
ある住宅会社がある。会社の名前は「グッドホーム」(仮定)の話。
営業マンは10名。しかし、広告宣伝費をかけないから知名度は低い。知名度というものは、売上に大きく響く。知ると知らざるとは雲泥の開きとなる。
そこで社内で、「自分の車を持っている人は何人?」ということを調べた。通勤に使う使わないは別。そうしたら、全従業員の八割が持っていた。
そこで車のリアウィンドー(後ろの窓)に貼るステッカーを企画制作した。
「自分の家を持とう」とデザインし、電話は朱色で大書し、「地元企業に任せてよかった」とも書き、見る角度で色変わりする特殊印刷に仕上げた。
そして従業員の車の後ろの窓に内側から貼った。取引先や出入りの車にも協力してもらい貼った。報酬は、“半年毎に心ばかりの謝礼”とした。
皆さんも運転されると思うが、赤信号で車が停止する。とどうだろう、自然と前方の車の後ろの窓を見る人が多い。圧倒的に後ろの窓を見る人が多いのである。
そうこうするうちに、時は過ぎていった。そうしたある日、客先で話していたら、「あなたの会社でしょう!。最近車の背中に広告してるのは?」と言われた。
言われてびっくり仰天。それ以来この宣伝方法を重視した。
これはサブリミナル効果と言われるもので、昔はコカ・コーラ社が、映画の上映中に人の目には見えない“瞬間映像”を挿入した。すると売上が増加したという話は古典化している。
中小企業は、知恵を使った経営を心がけねばなるまい。
いまでは、「グッドホームは地元の企業」として愛され。親しまれている。
新しい広告宣伝の方法を考えだしてみませんか?
19年06月01日 | Category: profile
Posted by: mao
●「不老長寿の法10カ条」
イギリスの医者で、広く国民の信頼を集めた人がいた。フーカーという医者で、この人がよく語っていた言葉がある。
秘訣というのは時を経ても変わらないものらしい。
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1、自分で自分が年をとったと思わないこと。自分で自分を年寄りにしたらおしまいだ。
2、気を若く持てば、身体は自ずから若やいでくる。病も気からというではないか。
3、前途に希望をかけ、楽しみを持ち、この先何十年も生きる計画を立てよ。
4、過去は過去として葬らしめよ。つまらぬことを思い出して悔やむな。
5、何事にも腹を立てるな。笑って暮らせ。
6、すべての思慮を精密にすべし。頭を使うことは最大の老いの予防になる。
7、常に新鮮な外気をなるべく多く吸え。
8、金銭の計算を忘れないのはいいが、あまりそれに捕らわれるな。
9、食べ物は出来るだけ淡泊に、そして大食を抑えよ。
10、何か打ち込める趣味を持て。
19年05月01日 | Category: profile
Posted by: mao
ある会社の二人の社員の報告について考えてみよう。
Aくんは小刻み型の報告派だ。Bくんは最終一括報告派である。
仕上がるのが一カ月程度はかかりそうな仕事を、よくAくんは命じられる。ところがBくんは、そんなことはなく、いつも即座に結果が出る短期の仕事が多い。やがて昇進の時期。
目出度く課長に昇進したAくん。しかしBくんは、昇進据え置きである。同じ時期に入社したというのに。
実は二人は、報告の仕方がまるで違うのである。
Aくんは期間が長くかかりそうな時は、中間で小刻み型の報告をし続けてきた。こんな要領である。
「部長、例の調査の仕事ですが、報告時期はもっと先ですが、いま半分程度終わりました。家計調査のところで多少引っ掛かって、でも最終的には報告書としてまとめられると思います。」
「ああそうか。わからないことがあったら聞いて来いよ。」
ところがBくんは、最終的な報告が出来るまでは、中間報告はしない。部長は気が気ではない。順調に進んでいるのか、それともどこかで引っ掛かっているのか、皆目わからない。
しかしそれでも、最終期限はずっと先であるから・・と思い、最終期限の一括報告までは、小刻みな報告は一切しない。
あなたがもし部長の立場ならどう思いますか。Aくんの小刻み型の報告を高く評価するのではなかろうか。
報告とは、命じた仕事は順調なのか、それとも不都合なことに突き当たっているのでは・・?という過程も、大事なのである。
長い期間かかる仕事、特に重要な内容を含む仕事などの場合、上司は特にAくんのような報告を評価するものだ。
最後にきちんと報告すればいいのでは、という報告は、自分中心主義である。上司の立場になればわかる。
19年04月01日 | Category: profile
Posted by: mao
●黒田長政と異見会
多くの人は、自分と同じ考え方や、自分と似た意見の言葉に、耳が傾くものである。自分と共感できるアンテナの持ち主と思うからであろう。
しかし同時に、成功した起業家と失敗した人を比べてみると、おもしろいことが分かる。
それは経営陣の中に、トップに対して、何の異論も言わない人ばかりだと、ほとんどの組織が潰れていることである。むしろ異見が取り入れられる組織は健全なようである。
九州博多の黒田藩の基礎を作った黒田長政が、「異見会」という定例の重臣(幹部)会議を開催していた話を紹介しよう。
重臣ではなくとも、是非、藩のために意見があれば、前以て願い出れば、参加できたというから、いかに民主的な運営をしていたかがわかる。
その会議には、次の掟が定められていたそうだ。
(1)どんな意見に対しても、腹を立てぬこと。
(2)会議内容をいたずらに、他言しないこと。
(3)互いの意見に対して、恨みを抱かぬこと。
なかなか出来ることではない。しかし、現代でも成長する組織は似たところがある。
そう言えば、建設素材でも同じことが言える。たとえば、コンクリートである。
コンクリートは性質の異なる、セメント・小石・砂利を水で混ぜることにより頑丈さを増す。それぞれが異質の性質を有するからだ。
松下幸之助さんは、加藤大観という僧籍を持つ人を、自宅に住まわせ大事にしておられた。
ある日、経営に関する意見を求めたら、なんと幸之助さんとは反対の意見をおっしゃった。
このことを、自分の語録として残しておられる。
「加藤先生は、自分の意見とは逆のことであった。
ところがその意見を分析して、自分の意見に加えると、ちゃんとした正論として成立するのである。いたずらに反対意見だからと言って、取り入れないのは如何なのか。」
19年03月01日 | Category: profile
Posted by: mao
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