クロサギというマンガ・ドラマ・映画が話題です。

クロサギとは詐欺師をターゲットにした詐欺師。

普通の人をだます詐欺師がシロサギ。

結婚詐欺がアカサギ。

詐欺師をだますのがクロサギ。

マンガ・ドラマではシロサギに騙された人からの依頼で、詐欺師からお金を取り戻す正義のヒーローのように描かれています。

しかし、現実では、クロサギでも詐欺は詐欺。

犯罪です。

騙された人は、警察や弁護士を使って法的にのっとってお金を取り返さないといけません。

現実は、詐欺師の行方はわからなくなったり、捕まえてもお金は手元にもうない。

裁判を起こしても長引く裁判の途中で業者が倒産してなくなるなど、被害者は泣き寝入りするしかありません。

最近1000万円の詐欺の被害に遭った方の救済にあたっています。

実際は投資話なのでまだ詐欺とは確定していませんが、調査の結果、実態は詐欺と言える根拠をつかみました。

弁護士や警察に相談してもいいのですが、まずもって詐欺師に逃げられるか、他の被害者もいるので、依頼者に戻るお金はごくわずかになってしまいます。

なんとか詐欺師から払った1000万円ものお金を取り戻すための方法を考えてています。

弁護士ではないので代理行為はできないのが苦しいところですが、むしろ弁護士を立ててしまえばあっというまに詐欺師はどこかに逃げてしまい、弁護士費用を払う分損失が増えます。

こんなときクロサギになれればいいなと思います。

しかし、私が詐欺師になってはどうしようもないので。

消費者庁を作るよりクロサギ庁を作った方がいいのでは?法的に詐欺をしてもよい機関。詐欺グループの資産を回収して被害者に少しでも多く分配する。

詐欺をしてもそれは罪に問われないような機関。

予防が大事ですので、本当にあやしい話の前にちゃんと相談してください。