青森・八戸の小4絞殺事件、母「収入なく将来不安」
4月3日3時11分配信 読売新聞

 青森県八戸市で1日、同市立美保野小4年西山拓海君(9)が自宅で絞殺された事件で、殺人容疑で逮捕された母親の無職未紀容疑者(30)が、八戸署の調べに対し、「収入がなく、将来が不安になってやった」などと供述していることがわかった。

 県警関係者によると、未紀容疑者は約5年前に離婚し、両親の住む同市の実家に拓海君と移り住み、4人で暮らしていた。未紀容疑者は定職に就いておらず、将来の生活について悩んでいたといい、「誰にも相談できなかった」と話しているという。

 拓海君が通う市立美保野小の児童数は、今春の新入生4人を含めて8人。近所の60歳代の女性は「同世代が少ないので、困ったことがあっても相談できる人がいなかったのかもしれない」と話した。同署は2日、拓海君の司法解剖の結果、首を絞められたことによる窒息死だったと発表した。

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わが子を手にかける・・・・。

心中事件も多発しています。

どうにかならないのか・・・・。

子どもに罪はありません。

子どもの親だって、こんな追い詰められた状況になったのは、その人の責任ではないかもしれません。

経済的困窮に追い詰められる理由には様々あります。

悪徳業者にだまされた。
税金や社会保険の仕組みを知らずに払わなくて良いお金を払っていたり、もらえるお金をもらえないでいた。
安易な離婚で養育費などを受け取れなくなった。
家族の病気でサラ金からお金を借りなければならなかった。
会社のリストラにあった。

などなど。

中小企業のセーフティネットよりも一個人、特に子どもを育てている家庭のセーフティネットに力と予算をかけるべきではないでしょうか。

この親子だって、きちんと相談できればこんなことにはならなかったと思います・・・・。

お子さんのご冥福をお祈りいたします。