三越が池袋などの4店舗閉鎖へ、国内直営店で初
9月25日3時14分配信 読売新聞

 大手百貨店の三越と伊勢丹を傘下に持つ三越伊勢丹ホールディングスは24日、東京都内の「池袋三越」「武蔵村山三越」の2店舗と、「名取三越」(宮城県名取市)、「鹿児島三越」(鹿児島市)の計4店舗を閉鎖する方針を固めた。

 11月に発表する中期経営計画に盛り込む。25日にも三越が発表する。

 不採算店舗のリストラを進めて収益力を向上させる考えだ。雇用などに一定の影響を及ぼすことから、地元自治体などとの調整を進めている。

 三越伊勢丹ホールディングスが今年4月に発足して以来、国内直営店の閉鎖は初めてだ。

 池袋三越については、今年6月の東京メトロ副都心線の開業で、同じ沿線の伊勢丹新宿本店と商圏が重複すると判断した模様だ。鹿児島三越は建物の老朽化が進んでいた。

 武蔵村山店は06年、名取店は07年に、郊外型ショッピングセンターの中核テナントとして出店したばかりだが、いずれも業績が振るわない。

 今春には伊勢丹が地場百貨店と合弁で運営していた小倉伊勢丹(北九州市)から資本を引き揚げ、事業撤退した。

 また、2009年にかけてドイツの三越系3店舗と、中国の伊勢丹系1店舗を閉鎖する方針を明らかにしている。

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デパート業界も経営難に陥っています。

しかし、今回の名取三越の閉鎖は当たり前のような感じです。

3年ほど前に、名取三越ができることが発表されて、仙台の経営者たちの集まりで

「どうして今名取に出店するんだ?」

「そんなにうまくいくのだろうか?」

「大企業のトップが決めたのだからきっとうまく行く目算があるのだろうか?」

となぜ出店をするのか地元経済人は疑問でなりませんでした。

そのころは東京は景気が良くなっていて、それが仙台にも波及するとのもくろみだったのか・・・。

地元の経済に明るい人たちの間では今回の閉鎖は当然の結果だと思っています。
(一部広告塔的に、仙台空港アクセス鉄道の発展をアピールした人を除き)

東京と仙台は違いますので仙台への進出の際は地元の経済に明るい人、中立な人(仙台誘致で儲ける立場で無い人)にご相談ください。