第7位はそれほど直接関わっておりませんが、企業の悪しきモラルがやっと問題視されてきました。

法律違反、倫理違反を長年にわたって行ってきていたことが消費者の指摘や従業員の告発などで明らかになり、廃業や刑事事件になることも。

時代の風雲児ともてはやされてきたワンマン社長がたたき上げてきた会社にはこういうことが少ないことが明らかに。

船場吉兆(料亭)
グッドウィル(人材派遣)
ミートホープ(食肉卸)
三笠フーズ(事故※)
タカラ食品(ウナギ)
比内鶏(ひないどり)
丸明(飛騨牛)
美ら島フーズ(マンゴー)
霧山食品工業(タケノコ)
などなど

数え上げればキリがない。

これらの社長がどこまで反省しているか、消費者を騙したといっても、大きな問題(健康被害や多額な損失)をもらたらしたわけではない。
疑問なところです。

しかし、これら企業の偽装問題のさきがけで最大級のもの、消費者の損害は一人何千万円、場合によっては命の危険もあった耐震偽装問題

日本経済新聞のアンケート(平成20年間での重大ニュース)でも上位に食い込みました。

不動産業界の消費者無視の体質が浮き彫りにされてきました。

そういったこともあってか今年の不動産業界は破綻続き。

こちらも数え上げればキリがないのですが。

不動産業界の淘汰が始まっています。

まだまだ取り上げられていない不動産業界の問題は山積み。

無許可営業でバンバン広告
必要な有資格を配置しない・重要事項説明を無資格者がする
事実と違う説明をする
消費者にとって不利なことを知りながら契約させる。

などなど。

※最近小冊子を発行しました。
『目からウロコの小冊子 知って予防マイホーム購入トラブル実例集』

この不況下、生き残りのために消費者を騙してでも生き残ろうとする不動産業・企業が出ないようにと思います。