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 正月も終わろうとしている月末から2月初めは、業界の新年会が続きます。30日はTKC長野支部歌詞交換会、2月1日にはTKC北信ブロック新年会、6日は長野GODO税理士法人の新春セミナー&新年会と続きます。


(業界の動き)

 TKC長野支部賀詞交換会での話題は、電子申告の推進・会員1万人まで250人・企業防衛制度(生命保険保有)16兆達成・後継者塾の開催・継続MAS(経営計画)の活用・経済対策としての融資制度・資産活用・スタッフの育成などなどでした。出席者50名余が自分の席を忘れる程、交流を楽しみました。


(不況の中でのモチベーションコントロール)

 不況はマインドの問題。不況だ!仕事がない!赤字!等暗い話題が日常でありますが、会費を払ってまで自分の気持ちを暗くする会合には出たくない。せめて自分が発する言葉ぐらい、自分の気持ちを発憤させる様「頑張っています!」「なんてことはない!」と不況なんて乗り越える意気込みを表すことが大事であります。


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09年01月31日 | Category: General
Posted by: hoshino
09年01月30日

税理士て何者!

 昨日29日は、私の新年度責任領域である長野県税理士政治連盟役員が集まり、次年度の方針を協議しました。2時間半本音で討議しました、お互い深い思いを語り合い誠に有意義な時間を過ごしました。ここで示すのは、その多くは次期幹事長百瀬会員の考えで、私も同意であるので紹介します。


(士業の使命)

 士業で使命を明文化されている弁護士・公認会計士・税理士の、それぞれ特別法の第1条に規定されている文言を比較すると、
[弁護士] 弁護士は基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする
[公認会計士] 公認会計士は・・国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする
[税理士] 税理士は・・納税義務の適正な実現を図ることを使命とする
とあります。


(税理士の使命とは)

 税理士は昭和17年の戦時中軍費調達のために設けられた税務代理士を旧称とした「租税に関する行政事務を本人に代わって処理する人」と解すべきであります。行政上の法律家でも、会計の専門家でもありません。税理士法の文言に曖昧さを感じます。


(社会的認知では)

 税理士政治連盟(税政連)で対応する相手は、立法府の国会議員と行政府の官僚の皆さんであります。それぞれの立場は違いますが、税理士がどの様な法律的に規定された集団であるかとの目線の位置は変わりません。国会議員と官僚に映るのは「租税に関する行政事務を本人に代わって処理する人」代理人そのものであります。


(税政連の行動はどうする)

 相手の額に映る姿からして、「どの様な行動が現実的なのか」、「何を変えなければならないのか」がハッキリします。長野県の税政連では、4月より5つの委員会で「新たな税理士の役割」を求める会長諮問事項を研究討議し、その成果物として報告書を作成し、広く公表することとします。


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09年01月30日 | Category: General
Posted by: hoshino
 27日火曜日は、定員50名に300名の申込があり会場変更のあった研修TKC関信会「後継者塾 講師団研修」に参加しました。先ずは、定員の6倍、関東信越6県から集まった関心の高さにTKC会員の見識の高さを知りました。


(テキストの工夫)

 会員には製本されたテキストが事前に提供されていますが、当日はホームページから副テキストを各自ダウンロードして持参してくるよう指示がありました。受講料を低価格にする工夫と理解しました。テキストの準備は事務方としてマンパワーを求められ、受講者には受講料アップとして跳ね返りますから各自でダウンロードすることは次善の策であります。


(研修内容)

 講師団研修でありますので、研修企画をどう立案するのか、どの機関にプロポーズするか、講演内容をどう組み合わせるのか、などが主内容でありました。私はこの研修の目的は「税理士事務所のお客が「消えていく」現実を目の前にして、お客様サービスとして何を回答とするか、何を行動するか」であると理解して参加しました。


(日本の現実)

 狭い国土・資源なし、人口減と言えども1億2千人を豊かな生活を維持させるには優秀な輸出産品の創造しかあり得ません。今まで大量生産・大量消費産品で潤ってきましたが、中国・韓国・東南アジア諸国に取って替わられています。地方の中小企業は大企業の下請けとして生産技術を磨いてきました。商店もマスコミで大宣伝された大量消費商品販売に従事してきました。これからは違います。独自にニッチな世界に通用するオンリー製品を保持すること、消費者にこだわりをアピールする商店経営に大転換しなければ生き残れないことになっています。


(今、行動しなくてどうする!)

 政府の方針は「国際競争力の確保」であります。リーディングヒッター(首位打者)を家電・車という産業だけに頼ってはいられません。日本というチーム全員野球で多くの産品を創造しなければ日本国民が豊かな生活を享受し続けられません。では職業会計人として何をすべきかを考えました。地域振興を担う各種団体と協働し、変革へのムードを醸成する運動に従事しなければなりません。今行動しなければ坂道を転がり始めた地域経済・お客様の業績悪化を止めることはできません。

・・・イメージ図・・・

[求められるステップ]
入門編・・何をすべきか・・改善実践編・・モニタリングと目標達成への歩み

[求められる提供サービス]
創業塾・・・・経営革新塾・・・IT経営・SaaS活用・・IT経営実践と高効率経営実現
後継者塾・・IT成熟度分析・・ITコンサル受入・・・月次決算:税理士の舞台

[期待されている担い手]
TKC会員・商工会議所・・・・TKC会員・ITC・・・・TKC会員・ITベンダー

[変わるマインド]    
大量生産・大量消費前提の・・小ロット多品質生産能力・・・・・国際競争力を持つ
大企業の下請体質・・・・・・・・・オリジナル独自商品の創造・・モデルは長い歴史ある
思考省略・・・・・・・・・・・・・・・・・自社の舞台:事業ドメイン・・・・ドイツマイスター制度
大量消費商品販売・・・・・・・・・高収益商品の確保・・・・・・・・・北イタリアの家族経営


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09年01月29日 | Category: General
Posted by: hoshino
 26日、確定申告期を目の前にして、長野県下税務署幹部と税理士会長野県連とで、税務支援の実施につき協議会が開催されました。先ずは、税理士会から要望事項を伝え、税務署長一人一人から返答をして頂き、その後、税務署から税理士会への要望事項が伝えられ、私が税理士会を代表して返答をさせて頂きました。いま税理士は大きな時代の変化に直面していることを感じました。


(納税相談会場が閉鎖される時代)

 我々税理士はこれまで税務署が設営する無料納税会場での税務相談に従事して参りました。近未来的には、集合的な相談会場は消え、会員事務所毎に納税相談日を設け、地域住民の納税相談に応じることになり、確申期における納税者への相談サービスが大きく方向転換しています。


(国税庁の目標と近年の動き)

本年度より税理士会はアウトソーシング事業として無料税務相談を受託する大きな変化の初年度であります。変化は税理士の要請された無料税務支援日数に現れており、平成18年度を100%とすると、平成19年度は85%、平成20年度は63%と加速的に減少しています。この減少は国税庁の確定申告期の事業予算計上額とリンクしています。その傾向は予算ゼロへと進んでいます。すべての納税者が自宅でパソコンで申告書を作成し、電子申告を行うのが国税庁の最終目標であります。


(税理士事務所の求められる姿とは)

 税理士は、所内業務で、e-Taxの利用推進など情報機器を駆使する業務見直しを実施し、空けた時間で無料税務相談を受け入れることが求められます。その相談は事務所スタッフが総出でパソコンを使い、インターネット回線で電子申告を行わなければ(税務署設営のミニチュア版)、相談会場がなくなり税理士事務所以外に行き場所がなくなっている納税者(電子申告できない多くの納税者)の受け皿となり得なし、対応できません。
 そのために、税理士事務所は、ここ数年の内に所内体制の構築が求められることとなります。第一に、個人情報保護のために日常執務している部屋では相談対応できません。予め独自に決めた相談日当日には、税務署が実施していたように部屋のレイアウトを変更するか、別途相談コーナーを設ける必要が出てきます。準備の程お願いいたします。


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09年01月28日 | Category: General
Posted by: hoshino
 土曜日24日には、医業経営コンサルタント協会長野県支部の臨時総会と研修会がありました。研修項目は、「診療所の現状と今後」「介護報酬はこう変わる」であり、事務所のスタッフと二人で受講しました。


(厳しい介護事業)

 介護業者と協会関係者を合わせて50名程の受講者があり、講師はNPO渋谷介護サポートセンターの服部万里子先生でありました。高負担・高福祉ではなく、中福祉・中負担という曖昧な政策をとり、医療費抑制が政府の立場であります。従い、70%の介護施設が赤字経営で苦しんでおり、介護事業からの撤退が続いております。


(複雑な介護報酬制度)

 介護経営は政府が定めた介護報酬により収入が決まります。その介護報酬は複雑で、経営判断には細かな条件選択によるシュミレーションを可能とするプログラムがない算定不能であります。介護費用を負担する利用者、ケアプランを作成するケアマネージャー、サービスを提供する介護業者の三者が係わる制度がこれほど複雑で良いのか疑問であります。


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09年01月26日 | Category: General
Posted by: hoshino
 JR「大人の休日」旅マガジンに掲載されている「白洲次郎・正子夫婦ゆかりの旧白洲邸「武相荘(ぶあいそう)」でフレンチランチを楽しむ優雅な一日」が気になり、いつか訪れたいと考えています。


(カントリージェントルマン)

 田舎に住みながら中央の政治に目を光らせ、いざ鎌倉というときは中央に出て、彼らの姿勢を正すといった人間をイギリスではカントリージェントルマンと呼ぶそうであります。戦後、吉田茂の側近として活躍した実業家白洲次郎夫婦が半生過ごした「武相荘」を訪ねて、その暮らしぶりを知りたいと願っています。


(相手に屈しない姿勢)

 白洲次郎は信州軽井沢カントリー理事長であった時、マナーにうるさく時の総理大臣もプレーさせなかった気骨の人物。その白洲を懐刀としたのが名宰相吉田茂で二人の活躍でサンフランシスコ講和条約締結させ、早期に米国の占領下から解放させた。吉田総理も戦前は大政翼賛の中で反軍部を貫き、戦中も和平工作に係わるなど、自分の信念を曲げなかったと伝えられています。


(ユーモアなのか、失言癖)

 吉田茂は英国スタイルでユーモア・ウイットなのか失言癖で言い過ぎることが多く「バカヤロー解散」有名であります。その吉田総理を祖父として育った麻生総理のハッキリした物言いはお祖父さんゆずりなのかもしれない。


(消費税増税・集団自衛権)

 日本ではハッキリ言わずに土壇場で押し切って政治課題を決めることが多い。私は議論をせずに上からの抑え付ける姿勢は民主主義に反すると考えます。その点、麻生総理は「財政再建には消費税増税は避けられない、自分の力で自国を守るとし集団自衛権の考えを変えるべき」と主張し続け総理になりました。「次の選挙で当選する」ことしか頭にない抵抗勢力に屈すること無く屈しない政治姿勢を支持します。


(崖っぷちの日本)

 日本の財政は国債に依存し、今生きる国民はどれ程、子や孫に負担を押しつけているかを知ろうとしないのか、政治家は身を挺してこの国家財政の窮乏を国民に訴えないのか、マスコミも漢字の読み違いなどを追求する言葉遊びに興じていないで国家のあるべき姿を論じないのか、皆無責任であります。で我が身はどうするのか。税理士は税の専門家で、どちらかと言えばこれまでは「公平適正な納税」に関心事があり、財政全般に提言することはなかった。大いに反省し、財政が破綻しないよう行動することが大事と山深き里に住む税理士は考えます。


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09年01月25日 | Category: General
Posted by: hoshino
 セミナー「経済に強くなる」第二講は「ブランドイメージの向上戦略」、講師は株式会社八幡屋礒五郎社長室賀豊氏でありました。当社の七味唐辛子は、善光寺参拝のお土産人気ナンバーワン、全国三大七味の一つと絶賛されているブランド商品であります。


(消費者を引きつけるマーケッティング戦略とは)

「売上げを伸ばすには、顧客の細かいニーズや、心理状態を的確につかむことが欠かせません。CMづくりや商品パッケージの傾向など、効果的なマーケティング戦略を伺います」と受講者募集のパンフにありましたが、室賀社長の話はそのご案内の通りでありました。


(お店のブランドイメージの向上戦略の概要)

1,八幡屋礒五郎の歴史
2,七味唐辛子とは
3,大門町店改装
4,商品開発
5,八幡屋ファーム
6,過去から現在ー今後の課題


(感想)

 七味唐辛子は食卓の脇役であります。創業は元文年間(江戸時代18世紀前半)で善光寺御高札前にて販売を始められたとのことで、現在の七味缶入りは大正13年、現店舗は昭和27年に移転と長い道程を経ておられます。その上で、素材の吟味は当然で地元生産を目指しファーム(農場)を開設し食の安全と更なる味の探求をされています。また、善光寺門前のにぎわいを向上させるべく店舗改装し、店舗界隈での滞留時間を増やすために路地裏の開発にも着手しているとの事であります。町の魅力創りに老舗のがんばりを期待いたします。


経済セミナー第1講 新年経済の見通しと長野経済
http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice/diary/200901210000/

ブランド戦略のハウツーを学ぶ 朝日酒造ー久保田のブランド戦略ー
http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice/diary/200809180000/

商売繁盛「仕事バンバンプラザ」の開催日は2月9日メルパルク長野午後6時半であります。



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09年01月24日 | Category: General
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 確定申告に向けての事務打ち合わせ、長野税務署・税理士会長野県連・長野県商工会連合会
・長野県商工会議所連合会の担当役員が出席する税務指導懇談会が昨日22日に開かれました。


(県連会長のあいさつ)

 景気低迷・長期化と厳しい経営環境でありますが、白馬スキー場には円高であるがオーストラリア等からの入り込みも変わらないとの明るい情報もあります。さて、本年も納税者の確定申告が順調に行えるよう県下930名の税理士会員は確定申告各会場にてお手伝いをいたします。
 また、税理士会は税務会計の指導機関としてお客様である中小企業の発展のために何をすべきか常に模索しております。一例として、現在経済産業省からSaaS50万社活用との目標が標榜されているとおり、国際競争力と経理を中心とする間接部門の労働生産性向上に寄与すべく諸準備をしております。


(協議事項)

1,専門相談員の派遣及び委嘱に関する契約書について
・電子申告の代理送信を業務に加える
 ・謝金の変更依頼しましたが、各指導機関は経済情勢の厳しさの折、
  行政からの補助金がカットされ、諸事見直している状況下ですので、値上げは今後の課題とする
 ・指導対象者は年間所得4百万円以下が対象である原則を遵守する
 ・「小規模納税者に対する税務援助事業に関する申し合わせ」の記載事項を指導員に徹底させること

2,委嘱税理士の派遣について
 ・商工会が、税理士へ直接依頼分は担当税理士にとって二カ所事務所となり税理士法違反となるので、
  事前届出する様に事務処理して欲しい。
 ・昨年度の指導実績は、
   商工会議所関係、相談者4,421名、従事税理士延べ391名
   商工会関係  相談者3,288名、申告作成2,342件、従事税理士延べ260名


(願い)

 会合自体は毎年開催されており、電子申告の代理送信以外目新しい項目はありませんが、景気低迷・後継者難による会員減少は指導各機関の組織活動に大きな影響が出ています。この税務指導懇談会は税理士会役員が各機関役員から直接その課題を聞き取りし対応を検討することが出来る貴重な機会であります。今年も大過なく確定申告事務が行われることを祈念します。



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09年01月23日 | Category: General
Posted by: hoshino
09年01月22日

叙勲のお祝い

 20日に長野ライオンズクラブ会員L曽根川氏の瑞宝賞叙勲のお祝いの集いがありました。28名の仲間が集まり、お祝いの会を設け、功績を讃えました。クラブメンバーが叙勲の栄に与ることは名誉であり、国からその勲労を評価される仲間が多数いる集団に所属していることへの満足感は高く、自分も地域活動に精進していく動機になります。


(叙勲)

 瑞宝賞は国家又は公共に対して多年にわたり従事成績を挙げ功労のある方に授与される勲章であります。曽根川氏は十数年前から区長・区長会長を歴任し、長野市環境美化連合会会長としての地域活動に対して授与されました。氏は清掃活動の先頭に立ち、指導力を発揮されて来ました、私も環境に関する会議で度々お会いしておりましたので、そのご苦労の程を知る者として受賞を心よりお祝い申し上げます。


(苦労に報いる)

 顕著な功労には、報酬か名誉で報いることが当然であります。特に公共への活動参加は無償が原則、あっても一缶の飲料・移動実費支弁での長年の奉仕活動でありますから、代表される方への叙勲は地域活動への評価であります。これを契機にゴミゼロ運動・河川清掃・道路のゴミ拾いなどに多くの地域住民が参加されることを願います。


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09年01月22日 | Category: General
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 長野市教育委員会生涯学習センター主催の「経済に強くなる 10講座」が、15日よりスタート3月19日まで木曜日夕刻6時半から開催されます。初回のテーマは「新年経済の見通しと長野県経済」、講師は長野経済研究所上席研究員でありました。定員40名のところ76名の応募があり、主催者は大満足とのことであります。


(講演の概要)

1,急速に変化する日本経済・長野県経済
2,サブプライムローン問題解決後の長野県経済は
3,変わる市場にどう対峙するのか
4,中小企業の生きる道


(感想)

 経国済民が経済の語意なんで大げさな話ではなく、自分の経営判断が正しいのか、経済指標・統計から検証出来るのか、自分の売上げを伸ばす商売繁盛の道筋に間違いがないかを確認するのが、今回の受講動機であります。税理士の仕事は税務という限られたミクロ的存在でありますが、自分が生きているグローバル化した経済環境をマクロとして理解しなければいけない。でも、穴から顔を出したモグラがキョロキョロして勝手な解釈をしているのが実際の姿と自戒しております。


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09年01月21日 | Category: General
Posted by: hoshino
 昨年の10月、出身校である長野吉田高校の「社会人講師によるキャリアガイダンス」講師を引き受けましたが、先日その感想をまとめた冊子を頂きました。私の言いたかった事柄は伝ったのか心配でしたが、感想文を読むとしっかりと受けとめてくれたことを知り安堵しました。
http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice/diary/200810030000/


(ガイダンスの目的)

 地域社会で活躍中の方々から直接話を聞く機会を通して、広い視野に立った生き方や職業間を学ぶと同時に、自分自身を見つめ将来への具体的な可能性を探り、将来へに向けて高校時代をどう生きるか考えさせる一助とする。


(伝わった言葉)

 「税理士は一生現役」「失敗は素直に受け入れ、何事にも恐れず、屈せず、逃げず」「有為な人との出会いを大切に、見栄を張るな、恥をかけ」「高校は期限付き休暇であり、豊かな人間性を身につけること」「人間やればできる、誰にもチャンスはある」「多くの人から必要とされ、国のために役立て」「たくさんのやりがいを感じながら人生を楽しむ」など、私の稚拙な話からポイントをしっかり受け入れてくれた素直な気持ちに感謝します。


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09年01月20日 | Category: General
Posted by: hoshino
 年間死亡者は全国で百万人を超えていますが、その内相続税申告が必要な方は4%位と毎年変化はありませんが、家庭裁判所への相続など親族間のトラブルを取り扱う家事相談件数は平成11年83,131件から平成17年116,858件と1.4倍に増加しています。


(4%から12%へ相続納税者を増加)

 政府は当初、相続税制度を改正し、現行相続税制度の納付4%を上げるべく、各相続人に対してその相続額に応じて累進で課税する遺産取得課税に変更し財源確保する意向でした。自民党税制調査会ではその改正では日本の家族制度の骨幹を崩壊させるとの反対意見があり、見送られています。


(争族)

 旧民法では戸主相続で、家の跡取りがすべての財産と相続することとなっていましたが、現民法では相続人間ではその相続は平等に権利を持つこととなりました。そこで、地元の高校を卒業し、家業を手伝い盛り上げ、親の介護をしてきた長男と、その家業からの稼ぎから仕送りを受け大学を卒業し、立派な会社勤務で大都市圏に住む兄弟も同等に親からの相続権利を持つ矛盾が生じています。均等按分では中々収まりません。


(税理士に社会奉仕が求められる)

 税理士は税務の専門家でありますが、遺産分割協議書作成を超える法律相談に応じることは非弁行為で弁護士法に違反することとなります。ただ、相続税が心配で税務相談にこられた遺族に、遺産の総額を仮計算をし、基礎控除額以下であれば「相続税の納付は心配ありません」から申告は不要ですお引き取り下さいと言うだけで良いのか。そうでなく、税理士は一般常識として早期に「相続人間で遺産分割を相談し、分割協議書を作成し、登記を行って下さい」と伝え、そのメリットと無為に過ごすことのデメリットを説明することで俗に言う「争族」ならない様アドバイスすべきであります。


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09年01月19日 | Category: General
Posted by: hoshino
 平成21年初の第三土曜日「NPOシニアのための財産と生活を守る会(シニアの会)」定例会はテーマを「老後の生活費から考える 預貯金の選択肢」と題して、八十二銀行に講師をお願いして開催しました。講師には丁寧なお話を頂き、質問も多く実りのあるセミナーでありました。感謝申し上げます。


(老後の必要となる生活費はいくら?)

 夫婦二人の最低日常生活費は23.2万円で、もらえる公的年金は23.3万円との調査結果があります。ただ、ゆとりある生活を送るにはプラス15.1万円が必要で、その準備は自助努力が必要と云われています。


(老後は何年あるか?)

 平均寿命は男性80歳・女性86歳といわれています。90歳まで生きる可能性は男性20%・女性40%弱との統計があります。実質定年が60歳とすれば、20年から30年間の生活費準備が必要となります。平均寿命から考えれば旦那さんは奥様のためにプラス5年の準備で年金以外約5千万円が必要となります。


(ローリスク・ローリターン)

 老後の生活費準備では、元金の保証が第一であります。しかし、老後の資産運用・資産づくりにはリスクはつきものでありますから、さまざまな金融商品に分散することが原則。将来の夢や計画(趣味・車・子供への援助・旅行・介護・医療費など)へのマネープランを考えることからスタートします。何事にも準備が大事ですから。


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09年01月18日 | Category: General
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 16日は税理士会長野県連の正副会長会があり、議題は次期役員の選出でありました。10年の県連役員をこの3月に退任する私にとって、今までとは違った思いで会議に参加していました。


(推挙頂いて)

 役員は先輩から推挙頂いて就任するもの。正副役員全員で900余の会員から事前に推薦されてきた該当者一人一人、その人物評価・適性・期待・健康・事務所規模などを検討し、職責をこなして頂けるとして役職が割り当てられます。自分も過去5回、これまでの役員さんの推挙を頂いてきたことに感謝の思いがこみ上げてきました。


(その他の議題)

・税務署幹部との協議会について
・会員からの税理士会に対する要望について
・租税教室講師の登録制度について
・SaaSの研修開催要請について


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09年01月17日 | Category: General
Posted by: hoshino
 14日、社会保険労務士法制定40周年記念式典が長野市内ホテルで行われ、税理士会にお招きがありましたので参加しました。全国社会保険労務士会連合会会長から特別功労者・功労者として、長野県知事から感謝状が多くの会員に表彰受賞され、長年の業界発展にご尽力に労苦に感謝の気持ちがお伝されていました。


(40周年とは)

 記念講演は、明治大学平沼高経済学部教授による「社会保険労務士の将来像について」でありました。講演の切り出しは「40にして惑わず」と論語を引用して「社労士業の将来像を展望し果たして「四十にして惑わず」であるのか、それとも「四十にして大いに惑う」であるか。皆さんにお尋ねしたい」でありました。講演の内容は税理士にとっても示唆に富んだお話でありました。


(示唆された項目)

・これからの社労士業は厚生労働行政の外延に位置づけられるべきでない。
・短期思考にたつ成果主義人事(目標管理と年俸制)のもたらす労使関係の不安定性増大
・人材育成という長期視野をもつ能力主義管理による株主・経営者と労働との適正な利潤分配
・労働組合組織率の低下傾向により、集団的労使関係から裁判外個別労務紛争への変化
・情報化による価格破壊は、時代に相応しい士業への転換を求めている
・経営者に健全な経営を実現させる労務管理につき、経営理念に具現化させる専門能力を身に付ける
・社労士業務は細分化・専門化される。単純なペーパーワークにとどまらず、一つの専門領域を持つべき
・社労士は業務改善を通じて企業利益の増大を図る点で指導力を発揮すべき
・社労士は年金や保険のプロフェッショナルであり、労務管理のプロフェッショナルであるべき


(社労士を税理士と読み替える)

 社会保険労務士総合研究機構理事長である平沼教授の講義は、企業経営をサポートする立場を同じくする社労士を税理士と読み替えれば、まったく同じ課題を抱えております。税理士会も他士業の動向に注視し参考とさせて頂くことが大事であることを学びました。


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09年01月16日 | Category: General
Posted by: hoshino
 14日は中小企業経営者のビジネス全国ネットワーク「守成クラブ仕事バンバンプラザ」の長野会場を札幌から創設者自ら来て頂き、長野会場を立ち上げました。立ち上げた理由は、不景気になり本来会計事務所は帳簿屋さん、税務署があるから必要なお仕事で、税金がなければ不必要などなどご批判がありますので、何かのお役立ちはないかと常々求めていた答えであります。


(守成クラブとは)

 パンフには「われわれ中小弱企業を取り巻く経済環境は日増しに悪化しており、国や行政に期待することはできません。私たち唯一の生活基盤である企業。このかけがえのない会社を潰してはならない。必死に守り抜いて事業を盛んにすることをモットーにし、何よりも大切な「商売繁盛」を前面にに打ち出した「仕事バンバンプラザ(集会)」の輪を全国に広めております」とあります。


(ビジネスオンリー)

 「守成クラブ」は、奉仕活動でも、研修活動でもない、ただただ「仕事が欲しい」経営者の集まりであります。仕事にならない集まりに「時間」と「お金」を使うのはゴメンと考え、人の輪を広げられないでいる経営者には朗報であります。厳しい!!厳しい!!と口先だけでは何も変わりません。「仕事が欲しい」と本音で話さないと通じません。


(長野会場は毎月第二月曜日開催)

 長野会場は、毎月第二月曜日、メルパルク長野を会場にして「仕事バンバンプラザ」を開催します。余計な議論や不要な会議形式をとらずに、売上アップに直結する実利に徹した「商売繁盛」を目指す集いを実現させます。どうか「どんな集まりか見てたい」とお考えがありましたらゲストとして参加頂き、「売上げ」を伸ばすキッカケを実感して下さい。


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09年01月15日 | Category: General
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 新しい年の最初のライオンズクラブ例会は北信地区(334E地区2R)15クラブ合同例会で、400名のメンバーが参加し、新春を祝い、今年一年の奉仕活動を誓い合いました。


(ライオンズの誓い)

 合同例会では、最初にライオンズの誓い「われわれは知性を高め 友愛と相互理解の精神を養い 平和と自由を守り 社会奉仕に精進する」を唱和し、最後は手をつなぎ大きな輪になって「また会う日まで」を合唱することが決まりであります。これこそが、ライオンズのメンバーが一体感を持ち、よりよき社会作りへの奉仕活動継続への原動力であります。どの組織でも軸足が強固でなければ維持出来ません、磁石のような言葉とセレモニーが求められます。


(外は大雪)

 一日中雪が舞い、夕刻には激しくなりました。会場から雪道で転ばないよう歩いていると、市民の生活道路を守るために除雪車が出動して行きました。除雪は建設業界・タクシー業界などの皆さんにより、深夜・早朝の作業が行われています。雪が深々と降る暗闇の作業はさぞ大変だと思います、多くの方々の働きがあって生活環境が守られていると事を実感し、感謝いたします。



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09年01月14日 | Category: General
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 一般に「パレートの法則」は、アリを例え話として「会社の構成は20%は出来る社員・60%が日和見の普通の社員・残り20%はぶら下がり不良社員で成り立っている」、「社員の20%が売上の80%を稼ぐ」、「国民の20%が総資産の80%を所有する」とか云われています。
パレートの法則 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87


(二極化)

 百年に一度の経済危機は何をもたらすのか、日本の金持ち・地主の多くはは明治維新・米国との敗戦後の混乱期に生まれています。経済の混乱期に為す術がなく財産と職を失う多くの人と、混乱を商機として財をなす人に分かれたのです。今が混乱期とすれば二極分化が起こることとなる。


(中間層の崩壊)

 これまで日本では、オール中流階層といわれ官僚社会主義の成功事例と讃えられて、国民は等しくその恩恵を享受してきた。それは、20:60:20の60%の国民が大量消費購買層と存在し、企業のサービス・商品の基準点でありました。それが、グローバル化で生産の海外流失、資本・賃金の国際化で、非正規社員の増加と雇用調整で60%の中間層がやせ細っていきます。階級社会が当たり前の普通の国になるのであります。


(客層を何所にするか)

 金持ちの20と貧者80、所得は80と20となる二極社会で商売の相手をどう選択していくかを考えなければならない時代になります。薄利多売か、個々のニーズに応えられるかの企業体質転換が問題となります。会計事務所ではどうか、米国では大企業相手の監査法人、お金持ち相手のコンサルタントが存在する一方、中小零細をお客としながら業務の標準化で大をなしている事務所と記帳代行会社が活躍していると伝えられています。


(判断が求められる)

 経済不況の長期化、人口減少高齢化・生産人口の減少で、どうすれば貧者に成らないで済むか、自分の商い・職業選択を考える時か来ています。ただし、富だけが幸せのバロメーターでないことも事実ですが、若い人には、生涯賃金が少ないことが子供への教育投資不足による貧困の固定化につながることだけは知って欲しい。



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09年01月13日 | Category: General
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 京都二日目は、12時半西京極運動公園からスタートする「第27回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会を観戦するために時間調整をしながら、午前中にバスで竜安寺、徒歩で仁和寺、京福電鉄で駅伝コース西大生路通、JR嵯峨野線で集合京都駅としました。竜安寺石庭は整備中で見られませんでしたが、ゆっくり古都の情緒を味わいました。


(仁和寺では)

 吉田兼好の「徒然草」の第52段「仁和寺にある法師」にある、見える範囲だけで物事の判断をしてはならない教訓を思い出しました。税理士法改正への検討も、業界だけでなく、社会・国民が求めているものに考えを広げ「あるべき姿」を求めなければならないと再確認。


(閑室和氣生嘉祥)

 お茶の心得はないのですが、訪れた先にお茶席の案内があれば頂いております。仁和寺さんお茶席には「閑室和氣生嘉祥」との門跡さんの書がありました。「静かな室での和みの中から幸せが生まれる」と解し、生活の中で心掛けたいと誓いました。


(女子駅伝)

 駅伝を間近で応援するのは始めてであります。1時間程前に第1区中間点、円町(丸太町通りと西大路通りの交差点)に到着、すでに警察・ボランティアのボーイスカウト・婦人会の方々が待機しており。いろんな情報を頂きながら47チームが力走する姿に感動と元気を頂きました。また、警察・自衛隊・京都新聞・ボーイスカウト・婦人会などなどのお手伝いで駅伝が成立していることを知りました。



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09年01月12日 | Category: General
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 昨日から二日間、北野天満宮を詣でる目的で京都に出かけました。北野天満宮では牛を祀っていますし、牛は今年の干支ですので連休を利用して参拝するのが目的でありました。


(牛の置物)

 自分は丑年生まれなので、牛の置物収集目的で骨董屋さんをのぞくことが多くなりました。北野天満宮には多くの牛がありましたが、皆お優しいお姿で、私が期待してものではありませんでした。次いで訪ねたのは金閣寺では、夕日に輝く本堂が見られました。


(タクシー運転手のぼやき)

 阪神大震災の時は手取り30万円だったけど、今は規制緩和で台数が多くなり10万円位で、生活がぎりぎり。また不景気で、呉服・建設関係などリストラされた人のドライバーが多くなっている。年配のドライバーには会社を倒産させた経営者の方もいる。景気が悪くなるとライバルが増えて困るとのことでした。どこの町でも同じかな。


(京都市内のバス路線)

 2千年前、京都に都が移されたときから碁盤の目に都市整備されているので、昔は路面電車、今はバス路線で観光客にも利用しやすく、220円の均一料金もありがたい。車内での停留所案内が観光案内になる。ただ、地下鉄がある通りには運行が少なく全てバス利用でとはいかなくなっていました。


(フリープランのバス)

 今回の京都旅行は、地元観光業者の京都フリープランで冬期間だけ毎日運行されてい人気ツアーに参加しています。大型バスは満席で、京都駅で大方の人が降り、それぞれの観光スポットに出かけました。確かに、京都の観光資源は豊かですので、毎年参加している人は自前の地図にマーカーがあり、数カ所だけをゆっくり散策しているとのことです。乗客は年配の女性グループ、母娘、そしてリタイヤ組の夫婦でありました。


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09年01月12日 | Category: General
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09年01月10日

最後の部会出席

 昨日は、税理士会県連副会長の立場で担当部会(税援・広報・情報)出席最後の日でした。会場はホテルモンターニュ松本で二十年前の最初の部会出席と同じホテルでした。


(最初の一日)

 40歳で税理士会長野支部事務局長(現専務理事)の立場で経理部会に出席して以来、制度・学術研究部に6年間部員として会議に参加し、情報システム部長として4年、専務理事・支部長・副会長の県連役員として6年間計16年という長い時間が経過しました。


(諸先輩の厚情)

 税理士会長野支部でも理事として40歳から連続20年間会議に出席させて頂きました。生意気であった私に業界経験を重ねさせて頂き、多くの先達会員からのご指導を頂き、同輩・若い皆さんのご支援を頂戴し、これまで無事に過ごすことが出来たと、安堵の思いと感謝の気持ちで一杯であります。本当にありがとうございました。


(これから)

 県連会務はこの3月で終わりとなりますが、4月から本会の役員として2年間と税政連活動に従事してまいります。立場的には若い会員の活動を支援する立場と心得、緊張感を持って新しい職責を果たしながら、変革する社会情勢の中で税理士会の有り様について今まで20年間の会務経験が些かなれどお役に立てば幸いと考えています。


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09年01月10日 | Category: General
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 世の中は百年に一度の不況とのこと、誰もが経験したことがないので何が起きるのか分からないのが本当。60年前に私が育った頃は、米国との戦争に負けた荒廃から朝鮮戦争特需で復興し始めていました。私の家族は父親が税務署勤務で新しい任地での住居の手当が出来ず。住まいは農家の鶏小屋だった建物に床を造った程度で、飲料水は井戸、その近くにはトイレがあるといった生活環境でした。周囲の人も貧しい方々でありました。子供の頃でしたから記憶が定かではありませんが、母方の祖父にして「乞食に嫁入りさせてしまった」と言わしめた貧しさでありました。


(貧しさ)

 子供の目にしたものは、収入が安定しない旦那、身を崩していく女性、あまりの貧しさに気がふれてしまった大人などでありましたが、鮮明に記憶しているのはお婆さん方、たき火の消し炭で塗炭を作り、野の草を使い子供の空腹を満たし、古着を糊つけ着る物に再生させていました。今で言うリサイクルで生活を支えている姿であります。誰に助けを求める訳でなく貧しさの中で一生を終えていました。


(貧しさに戻るのか、今の生活を守るのか)

 事務所のスタッフに私の見てきた事を話しましたが、豊かな環境で育った人にはピンとこなかった様でした。しかしながらこの不況は、20%のこれまでの豊かな生活を維持できる人と、80%の貧しくなる人の二極社会となるかもしれません。となれば商売が成り立たず廃業となる、会計事務所のお客が少なくなれば、全国30万人程の税理士・スタッフの半分は仕事にあふれる。残るには「本物」の実力を身に付けないと生き残れない。


(そんな危機感から)

 これまでのスタッフ育成は、所内研修・外部セミナー受講などでした。昨年から税務署への問い合わせが難しくなりましたことを好機として専門知識習得のスキームを見直し、
基礎学習は「マイトレ http://www.mykomon.com/service/training/ 」、
税務判断は「TKCローライブラリー http://www.lawlibrary.jp/fare.html 」
で対応することとしました。


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09年01月09日 | Category: General
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09年01月08日

税理士法人の設立

 昨日、司法書士先生から1月5日登記「長野GODO税理士法人」の登記簿を受け取りました。昨年の11月にお亡くなりなった税理士事務所の事業承継につき相談に応じた事に端を発して、三会計事務所による税理士法人設立の運びとなり、新年の元旦が事業スタート日で、官庁の仕事始めの日に登記となりました。


(3事務所の和合を図る)

 それぞれ開業以来の歴史のある事務所が合同することは、方向性を合わせるための打ち合わせに「結構時間がかかるな」というのが正直な話であります。しかし、スタッフの雇用の維持・お客様へのサービスの継続など長期的なメリットは大きい。また、私は税理士会会務にかかわり、事業経営者は営業基盤である地域社会に「雇用を守る」責任があること自覚してまいりました。今回の経験は、お客様での事業承継・合併などに経験談としてアドバイスできると考えています。


(後は、税理士会への登録事務)

 税理士法人設立後2週間以内に税理士会への登録事務を完了しなければなりません。お客様への案内・お披露目など移行の諸事が山積しております。誠に忙しい新年でありますが、法人格という継続企業への第一歩が踏み出せたことに、小なりとも経営者として満足感を持っています。



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09年01月08日 | Category: General
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 私共事務所の仕事始めは昨日でありました。所長として年頭のあいさつは、税理士法人移行の必要性と厳しい経営環境への認識をお伝えしました。


(私の人生時刻は午後3時55分)

 人の一生を時計に例えると、肉体と知力が盛んである40歳を太陽が真上になる12時とし、二十歳を太陽が上がり活動し始める午前8時とすれば、2時間が10年となります。そうすると今年還暦になる私は午後3時55分、太陽は西の空にありますが、冬なら日没前、夏ならば暗くなるまで2時間20年はある位置。自分の人生が平均寿命の80歳なのか、男の厄年までなのかは定められた運命ですが、さあこれからどうする。


(太陽が運気を表すとしたら)

 太陽が東の空にあり希望に満ちる時と、太陽が映し出す影が長くなり、専門職としての盛り50才代が終わり、円熟と言うよりは初老と言うべき時では考えが違う。老い支度ではありませんが、出来ないことを明確にし、若い世代に期待する事、出来ることに集中することが肝心と考えます。何事も年寄りの冷や水にならないよう心掛けます。


(諦めることが肝心)

 私の祖母は曾祖父・祖父・父親の歩みから「人生には潮時がある、夢を追いかけるにはふさわしい年齢がある。間違えると家族や周囲の人に苦労をかける。お前何かやりたければ若い時に始めなさい」と言われて育ちました。確かに何事にも仕掛ける潮時はあります。その時を過ぎては労苦の割に見返りは少ないとこの年になり感じています。


(若いスタッフに)

 自分の人生時刻は今何時かを知り、今何をしなければ成らないかを考えて欲しい。時は優しくない、午前中であれば暖かい日差しに恵まれ、昼には強い運気があるが、直に傾き始め運気は弱くなってしまう。自分の位置を知って、今何が出来るか考えて、この百年に一度の厳しい変革の年に流されないよう、自分の足下を見つめて欲しいとお願いしました。


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09年01月07日 | Category: General
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09年01月06日

初詣と干支の置物

 正月休み最後の昨日、毎年干支の置物を海野町のお店で買うことにして7年目、今年は私の干支丑年でありますので、例年よりお値段の高い牛を求めました。


(町の案内文での気付き)

 海野町は北国街道の宿場町として栄えましたが、鉄道の開通で、「明治時代に入り宿場の機能は失われてきたが、海野は宿場時代の広い部屋を利用して、養蚕・養種業で復興した。この養蚕最盛期の明治・大正時代の蚕室造りは、江戸時代の旅篭造りと良く調和して、現在まで残されてきた」と、「日本の道百選」、「重要伝統的建造物群保存地区」の選定をうけた理由として紹介されています。

 今、世界同時不況で時代のパラダイムが変化しようとしています。海野町の先人は鎖国の江戸時代から開国明治時代の風を読み取り、自分の旅籠という既存のベースを活かし、養蚕業に活路を見出して見事に繁栄を取り戻した。現在に生きる我々も、この大変化の時「風」を感じ取り「チェンジ」しなければならないことを知りました。


(北向観音への初詣)

 男の厄年は42才で終わりかと思っていたら、今年は前厄とのことで、南向きの善光寺と別所の北向観音にお参りすることとしました。三が日も過ぎていましたが多くの参拝者でにぎわっていました。今年も元気で仕事が出来ますようお願いをしてきました。



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09年01月06日 | Category: General
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 1月4日(日)、ホテルメトロポリタン長野で、小坂憲次衆議院議員後援会の賀詞交歓「新春の集い」があり参加しました。


(一念通天)

 小坂先生は初当選から19年経過し、現在は議員運営委員長として活躍して頂いております。父親善太郎先生ご病気で日本航空ロンドン支店を退職し、選挙運動を始められた20年前から、私はいろいろな行事でお顔を拝見しております。また、奥さんはソロプチで、奉仕活動でご一緒させて頂くことがあります。この三が日は、小坂代議士は善光寺初詣、その足で東京、再び長野とのこと、政治家のご家族は大変であります。


(小坂代議士のあいさつ)

 国民の安心・安全な国民生活を実現させるべく、真剣政治を目指しています。世界同時不況・金融危機で、世界では政治のガバナンスが弱くなった国々が多くなっており、日本への期待と役割が重くなっています。でありますから党利党略でなく、政治家は身を捨てて国のために為すべきであります。


(応援演説をまとめると・・・)

 小坂代議士は、百年に一度の危機に立ち向かう愛(家族)義(政治活動)の政治家であり、「天気晴朗なれど波高し」の国難に立ち向かう気迫の持ち主であります。今年の選挙は小坂代議士自身の7期目への挑戦であり、政権与党自由民主党にとっては誠に厳しい選挙であります。いつ選挙になるか分かりませんが、常在戦場の覚悟と選挙の時には後援会の皆様に猛牛となって当選へと突進して頂きますことをお願いいたします。


(あいさつは短く、幸せは長く)

 小坂代議士、鷲沢市長、若林議員、吉田議員、塚田後援会長など皆様のあいさつは時間通りで、乾杯、小坂代議士と後援者との歓談となり、来る選挙への熱が上がっていく会場の雰囲気でありました。詳し活動は小坂憲次代議士のブログ http://kenjikosaka.cocolog-nifty.com/ と、
ホームページ http://www.kenjikosaka.com をご覧下さい。



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09年01月05日 | Category: General
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 最近、私は身の回りにデジタル機器が多くなると、何故か「木製の感触」に憧れを持つように為ってきました。これが大変で、マンション住まいで自分の部屋は一室、今回「ミニパソコン」と「プリンター」を購入しましたので、スペースを作り、収納ラックは木製でと決め、ホームセンター通いと相成りました。完成品は無骨で評判は最悪でありますが、休日の楽しみと割り切っています。


(自然に触れていたい!)

 金属やプラスチック成型物に囲まれていると、木製品に触れるとホッとすることが多くなりました。そこで、中学校時代の工作を思い出し、電気ノコ・ドリルなどを揃え、「木の温もりを身の回りに」と日曜大工を楽しんでいます。今回はプリンターの台作成ですが、思いつきで作業開始、途中で問題発生、ホームセンターに出かける、また足りなくて再々度ホームセンターへと苦戦しています。


(モバイルではギブアップ)

 ミニパソコンではFOMA携帯電話を利用してインターネットと考えています。マニュアル通りに何度か接続しましたが動きません。ハードもソフトも知識がありませんので、来週専門家にお願いしなければ無理と悟り、半日の作業は中断。60才アナログ人間は新しい機器に挑戦はしますが、何時も思うようには行きません。



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09年01月04日 | Category: General
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 地元長野市出身、紳士服全国チェーンの「アオキ」の社長さんが「正月休みには複数の書物をホテルに持ち込み「一年の計」を考える事としている」とインタビューに答えていた記事を覚えています。


(自分の過去)

 正月は、ここ数年は、いつもは別所帯の父親の家で数日過ごしていますが。以前は、正月休み中来客との酒盛りでした。でも、酔っている頭で「このままではいけない!「アオキの社長」さんの様に時を過ごさないと、先がない」と考えつつも50才を超え、やっと生活を変えました。


(正月号の新聞・機関誌を読む)

 いま課題になっていることを正月号の新聞・機関誌から、言葉を探す作業をし、得られた言葉を組み合わせ、一年間の行動指針なる文章を作成しています。大した事ではありませんが、大酒飲みには大きな進歩と自画自賛しています。



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09年01月03日 | Category: General
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09年01月02日

5万円パソコン

 5万円パソコンとか、ミニノートPC、ウルトラモバイルパソコンとか広告されているB5の大きさのパソコンを購入しました。正月休みは新しい機器に慣れる貴重な時でありますので、この休みに自分のものにすべく頑張ります。


(パソコンの買い換え)

 インテルの社長さんが「情報機器・パソコンの進歩は早い、毎年買い換えて技術進歩を自分のものにしなければならない」とインタービューに応えていたことを記憶しています。私も毎年とは言えなくとも、事務所・自宅・モバイル用パソコン、携帯電話を順次入れ替えています。先月は携帯をドコモスマートフォンに変え、今日は5万円パソコンをモバイル用として購入しました。


(耐えられる重さ)

 以前はモバイル用として通常のノートパソコンを使っていましたが、60才の身には重くてギブアップ。そこで今回、用途は限られるが軽い5万円パソコンならばと購入してみました。小さなキーボードに慣れられるのかは疑問ではありますが、軽さとカバンを選ばない大きさには納得しています。



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09年01月02日 | Category: General
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