小竹です。

今夜、仕事帰りの食事中にある光景が浮かびました。。。
当事務所が主宰する、ハマカラ異業種交流会の5周年パーティーで、参加された地方公務員の方が「今回は〇〇党に頑張ってもらいたい」という発言をされたので、同席していた前市議が「公務員がそんなこと言ってるとまずいのでは?」という注意(まあ、冗談めいてですが)をしていた光景です。

私は、「別に問題ないのに!」と・何の疑問も抱いてはいなかったのですが、どうしてあんなに問題ないとの確信があったのか?思い返してみました。
それは、「通常の公務員は、就業中の政治活動は制限されていても、プライベートであれば、活動は認められる。しかし、裁判官はさらに強く政治的中立性が要求されるため、公的であると私的であると、政治活動はゆるされないという、(最大決H10.12.1)判例が瞬時に想起されたからでした。。

何気ない、こんな光景のなかにも、「憲法」は息づいているものだなあ・・・と、しばし食事中の箸を止めてしまったのでした。。。