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こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

「来年から夏季休暇を有給休暇にすることにした。問題ありますか?」

このような質問がありました。
理由は有給休暇の取得率が悪いから、ということ。

この質問は実に多く寄せられます。
会社によって事情は様々ですが、私の答えはほとんど同じ。

「問題あります!」

理由は簡単です。

休みの数や賃金は変わらず、有給休暇だけ減っていく。
従業員にとって何か得することはありますか?
損をするだけではありませんか?

このようなことに賛成する従業員がいるわけはありません。
会社に悪いイメージを持たれるかもしれません。

やってはいけない、ということではありません。
ただ、明らかに労働条件の不利益変更となります。
慎重にやらないとダメですね。

やむを得ない事情があるのであれば、その旨をきちんと説明して
同意を得る必要があります。一方的に決めるのは得策ではあり
ません。


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07年02月28日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

クライアントと再雇用者の賃金について検討してたのですが、その中で50歳代の社員の賃金制度も変えたいという話になりました。

簡単に言えば、賃金を下げたいという話。
50歳を過ぎればヤル気も低下し、能力の伸びしろも多くはない、よって再雇用で人件費が増える部分をここで抑制したいという趣旨のようです。

問題なのは仕事内容を変えないということ。
これでは納得できないでしょう。
賃金は年齢に対して支払うわけではないと思いますが。

また、全員一律にするということ。
頑張っている人、これからも働く意欲が旺盛な人も下げるのは得策ではないですね。

ではどうするか、という話になると長くなりますので今回は触れません。
ただ1つ言える事は、下を向いて制度を決めるのは良くないということ。

働きが悪い人がいるからと言って、その人に焦点をあてて賃金制度を変えようとすると、他の普通に働いている人にまで悪影響を及ぼすことがあります。

働きによって賃金を決めるのは、高齢者だけではなくどの年代にも当てはまることです。高齢者だけにスポットを当てるのはどうかと思います。

もちろん、年功序列で高齢者の賃金が以上に高いということであれば是正が必要ですが。


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07年02月27日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

クライアントから相談がありました。

「ウチは人事評価制度があるんだけど評価にバラツキがありすぎて使えない。
 どうしたらいいんだろうか?」

これはよくある質問ですし、多くの企業が抱えている問題です。

これを大手のコンサルタントに質問すると大抵がこう答えます。

「管理者研修をしましょう!」
「人事考課者訓練が必要ですね!」

確かにその通りだと思います。
訓練をすれば、それなりに評価の技術はあがるでしょう。
ただ、その為には長い訓練期間と多大な時間を必要とするでしょう。

では、どうすればいいか。
簡単です、誰でも同じ評価になるように、評価表を作ればいいんです。

評価にバラツキのある評価項目は大抵が抽象的な内容です。
熱心に営業活動をしているか、積極的に行動しているか、などなど。

これをもっと具体的にすればいいんです。
しかも、S、A,B,C,D、それぞれ明確な基準を記入すればいいんです。


何故、評価にバラツキが生じるのか。
それは「バラツキの生じる」評価表になっているからです。


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07年02月26日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

表題そのままですが、事務所の移転を検討中です。
場所は新潟市内、車で行きやすい場所です。

現在事務所は新発田市にありまして、私個人は特に不便なことはありません。
また、お客さまからも特に苦情は受けていません。
ほとんど私が出向いているということもあるでしょう。

ただ、新規のお客さまにとっては壁となっているようです。

一度立ち寄って相談してみよう。
そして話が合うようであれば仕事を頼みたい。
このような方が距離を感じて避けているという話を知人から聞きました。

もちろん、このような場合も私はいつも訪問していますので問題は生じていないと考えていました。

しかし、問合せ前に壁を感じると、私が訪問するきっかけもなくなる。
そのようなことが生じているようです。

一度お会いすれば距離はまず関係ないことが、お分かり頂けるのですが・・・


あとは協働先の皆さまとの打ち合せがしやすくなるということもあります。
みなさん、ほとんど新潟市内ですから。


そんなわけで、現在新潟市への移転を検討中です。
早ければ春にも実現するかと思います。

決まり次第随時お知らせしようと思います。


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07年02月25日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

1日に受信するメールは150通を超えます。
その内の半分以上が迷惑メール、言わばスパムメールです。
毎日削除するのが大変です。

うちは業務用のメールアドレスを公開しているため、スパムメールが送られやすい
状況にあります。スパムメールの問題よりも問合せのしやすさを重視したのですが、
裏目に出ました。

そしてスパムメールの題名で多いのが「ご無沙汰しています」、まるで知り合いのようなそぶりで送られてきます。そして、ついつい開いてしまう。なかなか巧妙ですね。

なので、今は「ご無沙汰しています」という題名のメールは自動的に迷惑メールとして処理しています。少しでもスパムメールの処理を楽にするためです。
稀にですが、知人からのメールの場合もありますので、送付元だけはチェックしてから削除しますが。

ということで、皆さん「ご無沙汰しています」という件名でメールを送るのはやめましょう!


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07年02月24日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

お客さまから相談がありました。

ある従業員から退職金の上乗せをせがまれているようです。
事情を聞いてみると、どうやら「功労のあった者に上乗せ支給する特別功労金」のことを言われたようです。

そして、「うーん」と言ったきり、返事をしなかったとのこと。

ここが問題ですね。

「うーん」ということは、考える、支給するかもしれない、と思われても仕方ありません。
実際、自分ももらえるかもしれないということで、しつこくせがまれているとか。

誰もが「自分は頑張っている」と思っています。
特別功労金は原則として支給しない、この部分を強調すべきですね。

そして、以後、何らかの基準を定めるのが良いでしょう。


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07年02月23日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日はクライアントで再雇用者に対し賃金の説明をさせて頂きました。

賃金は下がるが、高年齢雇用継続給付金や在職老齢年金がもらえるので、手取額は月5000円程度しか下がらない見込であるという話。

その中で、クライアントやご本人も理解されていなかったのが、年金の支給停止額に前年の賞与が影響するということ。

60歳になって年金をもらえるようになっても、報酬の金額によって年金の全部又は一部が支給停止となります。そしてその報酬には前年の賞与も含めます。

再雇用となって賞与が支給されなくなっても、59歳の時に賞与をもらっていれば、60歳のうちはその金額が年金の支給停止額に影響します。

今年の賃金だけ考えて年金の支給停止額を考えますと、計算が大きく
狂いますので要注意です。


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07年02月22日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

基礎年金番号漏れ、記録に不備5000万件

先週、この衝撃的なニュースが報道されました。

基礎年金番号とは、厚生年金や国民年金などの公的年金を一元的に管理するための番号であり、加入者は誰もが持っているはずの番号です。

これがないという人は保険料を収めているのに記録されていないということが起こり得ます。これはひどい話です。

番号があってもタイプミスなどにより、加入記録を漏れていることがたまにあるそうです。

それを裏付けるように、社会保険事務所で年金見込額の調査を依頼すると、しつこいように「加入記録に漏れはありませんね?」と聞かれます。

今、社会保険庁に代わる組織に名前が話題になっていますが、ハッキリ言いまして名前はどうでもいいでしょう。

名前よりも、中身がどう変わるかが重要ですね。


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07年02月21日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

現在、「時間外・休日労働に関する協定書」いわゆる36協定書を2社分作成
しています。

その内1社が運送会社様、通常の会社と労働時間管理が大きく異なりますので慎重に行う必要があります。

純粋な労働時間の他に拘束時間に対する定めがあります。
運転時間に関しても、2日、2週間という区切りで一定の規制があります。

細かく言えばもっとあるのですが、要するに自動車を運転する業務に関しては上記のような「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」という規制があり、その規制に適合した働き方をする必要があるということです。

そして、その働き方に合わせて36協定も作らなければならない。

私にとって特に難しいというわけではありませんが、慎重に行う必要が
あります。


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07年02月20日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日、就業規則改定業務を受託したのですが、結構大変そうです。

普通に考えれば、就業規則をはじめから作るよりは簡単だろう、と思うかもしれませんが、
今回はそうはいかないようです。

一番困るのは、法律以上に優遇している部分をどうするか。
みんな頑張っているから、他で我慢してもらっているからということで、
手厚い特別休暇制度を設けています。

また、法律には適合していない社内ルールがあり、これをどのようにして
現行法に合わせて行くか。

結構大変そうです。

これはひょっとしたら、最初から就業規則を作った方早いかもしれません。


制度は一から作るより、変えるほうが大変です。
最初に手抜きをしないようにしましょう!


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  メッセージ・質問はコチラ→ 社会保険労務士「越後の虎」HP
07年02月19日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。


38度の熱を出して、さっきまで寝ていました。
何とか起きてみたものの、気分が悪くなってきました。

明日はお客さまとの打ち合せ。
何としても今日中に治さないといけません。

やはり、もう一度寝ます。
ということで、ブログはここまでにします。



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07年02月18日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

厚生労働省が16日公表した2006年の毎月勤労統計調査(確報)によると、ボーナスを含む「現金給与総額」の名目額の平均は月33万5774円で前年比0・3%増加した。
 ただ、従業員が30人以上の事業所は1・0%増加したのに対し、5〜29人の小規模事業所は1・1%減少した。事業所規模によって賃金の明暗が分かれた。


これは読売新聞記事からの引用です。

日本の多くは30人未満の中小零細企業です。
やはり景気回復、業績回復、賃上げの兆しといったニュースは、そのまま受け取れないという
ことですね。

採用難の時代が押し寄せています。
そして新卒の相場も上昇しています。

このままでは、日本の多くを占める中小零細企業は厳しいですね。


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07年02月17日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日はある会社から契約を受託し、別の会社から断られました。

ただ、珍しいのは、受託した会社は時間にして1時間30分から2時間かかる遠方の会社。断られたのは隣の市にある会社であり、時間にして40分程度。

受託した会社は、私のHPや直接お会いした時の話を参考にして、私に業務を依頼することにお決めになったとか。もう1社から断られた理由は「同じ市内ではないから」。

つまり、より遠方の会社より業務を受託し、近くの会社から距離を理由に仕事を断られたわたけです。

考え方は人それぞれですから、どちらが正しいとは言いません。
ただ、受託した会社は近くに住んでいる社会保険労務士から私に切り替えられました。

「近いから」という理由で会社の重要事項について相談相手を決めるのは、危険な
感じがします。

もっとも、技量が同じであれば近いほうがいいかもしれませんね。


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07年02月16日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

本日、新たに就業規則作成業務を受託しました。

今回の事業所は従業員が10名未満ですので、本来であれば作成義務はありません。
ただ、ルールが不明確なために業務に混乱が生じている、ということで作成を思い
立ったそうです。

内容や料金についても数十名の従業員がいる会社と同じ。
お互いに、決して簡単な作業ではありません。


小規模事業所だから就業規則はいらない、簡単なものでいいという言葉を良く
聞きますが、必ずしもそうではないと思います。

労働基準法に関する知識を持った人がいない、就業規則もない、これでは
イザという時大変です。

組織にルールは必ず必要です。
ルールがなければ、その都度判断が必要になり大変です。

逆に、ルールがあれば楽をできます。
ルールがあれば働きやすくなります。

このように思いますが、どうでしょうか?


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07年02月15日 | Category: 就業規則
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日の新聞に「労務管理士資格認定講座」の案内チラシが折り込まれてきました。
もちろん、「社会保険労務士」とは全く異なる資格?です。

受講料1万円、合計6時間の講義で修了証書がもらえるそうです。
何か資格が欲しい!という人はこれでも嬉しいのかもしれませんね。

ところが、その後が怖い?ようです。
登録手続き完了者には認定書・身分証明書・バッチが配られると記載されていますが、登録にはお金がかかるようです。

その金額は、なんと58,000円

*情報元は愛知県社会保険労務士会HPです
 http://www.aichi-sr.com/r11a.htm

そして更に上級コースの案内もあるとか。
もちろん受講料か登録料がかかるのでしょう。

たった6時間で得られるものは大したことありません。
このような資格では恐らく誰も認めてくれないでしょう。

もしかしたら、「社会保険労務士」と勘違いする人がいるかもしれませんが。

もちろん、価値観は人によって異なりますのでこの資格を全否定するつもりは
ありません。

しかし、世間に認められない可能性が高く、自分にとってさほど有益でもない。
そのような資格であるのなら、受講しないほうが得策だと思いますが・・・


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07年02月14日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
事務所名:新潟中央社労士事務所  
名前:新島 哲
住所:新潟県
TEL:025-246-1270
FAX:
メール:info@j-kaikaku.com
ホームページ:http://j-kaikaku.com/
ブログページ:http://www.shigyoblog.com/niigata/

みなさん、はじめまして。
人事コンサルタント、社会保険労務士の「にいじま」です。

私が一番に取組んでいるのは、人事制度や就業規則を活用して、従業員を成長させる、業績を向上させる仕組み作りです。

点数をつけるための人事制度では「正しい評価」がなされたとしても、従業員は成長しません、業績は向上しません。

従業員の能力を向上させ、業績を向上させたいとお思いの経営者さま、是非一度ご相談下さい。

07年02月14日 | Category: General
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

ある経営者さまのつぶやきです。

「社会保険労務士は法律通りのことしか答えてくれない!」

詳しい内容はお話しできませんが、現在お付き合いしている社会保険労務士に
不満をお持ちのようでした。

この不満はもっともだと思います。

法律通りの話であれば本に書いてありますし、労働基準監督署や社会保険事務所
に質問すれば教えてくれます。

「今直面している課題を解決するにはどうしたら良いか」

このことについて具体的なアドバイスが必要ですね。

資格を取得する際には法律を勉強します。
判断のよりどころの1つとして法律は重要なものです。

ただ、法律や本に書いてある一般論では問題は解決しません。

必要なのは知識ではなく、問題を解決するための「知恵」です。

今回は別の方についてでしたが、私もこのようことがないよう、気を付け
たいと思います。


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07年02月13日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

残業手当(割増賃金)の割増率引上げが予定されていますが、その見返り?
でしょうか、残業削減への取組み対する政府の支援方針が発表されました。

具体的には、法定労働時間を超える残業を可能にしている労使協定の撤廃を
促し、従業員の採用増などの残業短縮策を助言したり、補助金を支給したり
して後押しするということ。

この対策ですが、全く効果がないとは思いません。
ただ、やはり効果は薄いと思います。

マネジメントの手法や働き方を根本的に変えないかぎり、長時間労働や
サービス残業の問題は絶対に解決できません。

もちろん、残業手当(割増賃金)の割増率引上げでも解決しないでしょう。
そもそも、残業手当を支払わないという問題もありますし。

本当の原因は何なのか?
それを解決するにはどうしたらいいのか?

よく考えて欲しいと思います。

でも、もしかしたらわかっているのかもしれませんね。
わかっているけど、あまりに大変でお茶を濁しているだけなのかも
しれませんが(笑)


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07年02月12日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

新潟労働局によると、新卒への求人が過去最高に達したとのこと。

一時期いわれた就職難はもはや過去の話、今や採用難ですね。

ところで、もう1つの変化があります。
それは、首都圏の企業が採用難の解消に向け、地方での求人活動を強化している
ということ。

新潟県内の企業よりも条件が良いことが多く、多くの人材が新潟県から首都圏に
流れています。

新潟県の企業は県内の企業だけでなく、首都圏の企業とも求人で争わなければ
ならない。

大変な時代になりましたね。


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07年02月11日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

平日の夜や土日の昼間は「勧誘」の電話が沢山かかってきます。
彼ら曰く「ゴールデンタイム」らしいですね。

そして今日も勧誘の電話が来たのですが、仕事をしていたので、
「今忙しいから・・・」と断りました。

そうしたら「いつなら時間ありますか?」と返されました。

ハッキリ言って興味がない内容でしたので、「特に興味がないので
結構です」と答えました。

すると今度は「まずは話を聞いてから判断してくれませんか?」

そして「忙しいから結構です」と答えると
「じゃあいつならいいですか?」

さすがに怒りましたね。
話を聞くまであきらめないということのようです。

執念は認めますが、相手のことを全く考えていない応答です。
このような方からは何時間話を聞いてもサービスを受けないでしょう。

でも「いつならいいですか」という言葉は、営業のセールストーク集
でよくみかけます。

これが売れるセールストークとは思えませんが・・・


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07年02月10日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

ある会社の経営者様から質問がありました。
あるケースについてですが、残業手当を出さないといけないのか、という質問。

これは誰がどう考えても残業手当を出さないといけない事例でした。
しかし、できる限り残業手当は出したくないということで質問されたようです。

一方、ウチの社員はやるべきことをやっていないと嘆いていらっしゃいます。
だから、残業手当は出したくない、ということのようです。

しかし、このままでは堂々巡りですね。

社員の側からすれば、会社もやるべき事をやっていないと感じるでしょう。

このような場合、やるべき事をやったかどうかで賃金を決めれば良いと思います。

残業を沢山しているが成果が上がっていないのであれば、そのように評価して賃金に反映すればいいだけです。

残業手当の基準に対して不満を持つ経営者様は多いと思いますが、賃金制度自体が「やるべきことをやらなくても固定給」という制度になっていることが多くなっています。

これでは皆さんが嫌いな労働基準法と同じ「時間給」ではありませんか?


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07年02月09日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日はクライアントと定年後再雇用する嘱託社員の賃金設計について打ち合せ。
給付金や年金を活用した賃金設計も検討したのですが、最終的には職務内容に応じて決定することに。

給付金や年金は本人の仕事とは関係ないので、それを基に賃金を決めるとかえって混乱を招くという社長のご判断でした。

会社の損得も考える必要はありますが、人事政策から考えれば、やはり
いくら支払うかということの方が大事。

給付金や年金を活用して手取額を調整する高齢者の最適賃金設計という言葉がよく使われますが、本当の最適賃金は本人の手取が一番妥当な額になる、ということではないと思います。

今回はそれを再認識させられました。


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07年02月08日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日はクライアントと人事制度の打ち合せ。
賃金表はほぼ決まり、人事評価について検討していました。

その中で聞かれたことがあります。

「どこか同業者の評価制度を紹介してくれませんか。それを使おうと思いますが。」

この質問、コンサルティングを行う度に必ずといっていいほど出てきます。

参考にする程度であればいいのですが、そのまま使ったり、真似をするのは大変危険です。
何故ならば人事制度を効果的に運用できている会社は非常に少ないからです。
そして効果的に運用している会社はオリジナルの制度を導入しています。

つまりモノマネをすると失敗事例をそのまま使う可能性があります。
あるいは、自社に適さない制度を導入することになります。

人事制度は会社の風土を作るものです。
土台を作るものです。
本来簡単にできるものではありません。

確かに最初は大変かもしれません。
でも、土台のしっかりしていない建物はもろいものです。
時間がないからといって手抜き工事をするとどうなるでしょうか。

是非とも可能な限り時間をかけて、自社に適した制度を作ってもらいたい
常々そのように考えています。


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07年02月07日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日は生命保険会社の方とクライアントの退職金積立について打ち合せ。

クライアントは、社歴のまだ浅い会社なのですが、業績好調であり、今まで行って
いなかった退職金制度の作成と積立方法についてアドバイスをしています。

退職金規程の内容に合わないので中退共はまず却下。
全額生命保険を使って積み立てるところまではクライアントと決めました。

そして、現在どの生命保険を使おうか検討中です。
ただ、候補となる生命保険は沢山あります。

例えば「養老保険」「長期平準定期保険」「ガン保険」「長期傷害保険」「逓増定期(特約)」などがあります。

損金を重視するのか、貯蓄性を重視するのか、それとも多額の死亡補償も兼ねるのか、目的によって選び方が変わってきます。

従業員の年齢も様々であり、個人別にどのような生命保険がいいのか、
ベストなアドバイスができるよう、二人で頭を捻っていました。

皆さんなら、どの保険を選びますか?

ちなみに、今回は「ガン保険」と「長期傷害保険」をお勧めすることに。
その理由は・・・


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07年02月06日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日は久しぶりに質問の電話がなく、1日中作業に没頭していました。
作業は主に賃金制度改定の打ち合せ資料作成。
まとまった時間がとれたので、順調に進みました。

この会社もそうですが、手当の種類が多いことが良くあります。
今回は8種類ありました。

ただ、特に深い意味もなく、賞与の基礎となる基本給を下げるために支給している手当が多いとか。別に基本給を下げなくても、会社の望む金額を支払うわかりやすい仕組みはあるのですが・・・

社員にしてみれば、これでは何に対して賃金が支払われているのかわかりませんね。
経営者様も割り振りはどんぶり勘定だとか。

以前、このブログでもお話ししましたが、本当にこのようなケースが多いです。
書籍にこのようなことは書いていないので、誰かがこのようなことを広めているんでしょう。

一度その発信源を辿ってみたいですね。


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07年02月05日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。


今日は日曜日にも関わらず、クライアントよりメールによる問合せが2件、電話が1件ありました。

土日は休業なのですが、クライアントからの問合せには、在所していれば極力お答えするようにしています。

もちろん、作業は発生していません。
打ち合せの日時や前回打ち合せ時の質問など、簡単な話です。

私のクライアントはほとんど社長様が窓口になっています。
人事部長、総務部長様などではありません。

皆さま、普段忙しくてなかなか時間が取れない方ばかりです。
お会いするのにも、お互いに日程調整が大変です。
そのような皆さまに、土日は電話もメールもダメ、とは言えません。

もちろん、割り切って完全に休業する方もいらっしゃると思いますが、私はサービス精神旺盛のようでして、そこまで割り切れません。

とは言っても、クライアントだけで、他の方からの問合せには応じていませんので、それほど苦にはなりません。

無理なサービスは自分の首を締めることになりますので、気を付けるようにしていますが、できる範囲ではこれからも行っていこうと思っています。


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07年02月04日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

「発掘あるある大辞典」の問題、これはもはや多くを語る必要がないくらい、
誰もが知る大きな社会問題となりました。

でも、私はそれほど意外には思っていません。

「ひねくれ者」と言われそうですが、マスコミの発信する情報が全て正しいとは
思っていなかったからです。特にダイエット、健康といったテーマに関するもの
は、いつも本当かな?と思っていました。

テレビや新聞等の報道、発表には常に疑いの目を向ける必要があると思っています。
世論を一定の方向に向かせようとする意図を感じることもあります。

いつの間にか「大本営発表」になる可能性がないわけではありませんので、誰かが監視しないといけないことでしょう。

ところで、似たようなケースですが、新聞や雑誌でもおかしな内容が目に付きます。

最近ですと、例えば「退職日前3ヶ月までに退職願を提出しなければいけない、この就業規則は問題ない」というコラムを目にしました。この件に関して地方裁判所の判例ですが、無効という判決が出ています。

しかし、これを呼んだある社長様は「このコラムに書いてあった。先生の考えは間違っているんじゃないか?」とおっしゃいました。雑誌に掲載されていたのだから正しいと思ったのでしょう。

また、新潟日報はしきりに確定拠出年金の加入が加速という記事を掲載しています。
更に地銀が確定拠出年金の運営管理業務を1社受託する毎に必ず記事にする念の入れよう。

これは確定拠出年金が主流である、という方向に誘導しようとしているように思えます。決してそんなことはないのですが。

活字になっていることが全て正しいとは限りません。
情報の1つとして考え、自ら吟味することが必要ではないでしょうか。


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07年02月03日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日は「受給資格者創業支援助成金」をお客さまにご案内しました。
そして、お話しを聞いた結果、受給の可能性が高く、申請代行業務を受託しました。

この助成金は「脱サラ」して事業を立ち上げ、雇用保険に加入する従業員を雇用するともらえる助成金。上限が200万円です。

しかし、他のブログでも何度も指摘しましたが、事業を始めてしまうとこの助成金の
手続きができません。事前に法人等設立事前届の提出が必要だからです。

雇用保険の失業給付に関する説明会では説明しているようですが、起業を考えている方は、出席しないことが多いとか。それが原因のようですね。

もっとも、雇用保険の給付は、本来独立目当てで会社を辞めた方向けではないので、当然とも言えますが・・・

とは言っても、創業期には資金繰りが大変です。
支援策があるのであれば、積極的に勧めたいですね。

この助成金は私が今まで関与してきた中で「実はもらえたのに!」という悔しい
思いをしたことが一番多いものです。

みなさんのお知り合いで起業をお考えの方がいらっしゃいましたら、一度声を
かけてみて下さい。


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07年02月02日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

夜の9時に大変なことが怒りました。
ウチの子供が洗面所で口をぶつけ、歯を折ってしまったようです。
何とか血は止まったのですが、そのままにしておけないので病院へ連れて行くことに。

ただ、近くの救急医療を行う病院は歯科について対応してませんでした。
結局、隣の新潟市、しかも中心地を超えて西のはずれまで行く事になりました。

雪が降っていましたので病院まで1時間弱、かなり時間がかかりました。

おかげさまで先生に診てもらうことができましたが、歯が折れた?と思われる部分を
固定して、明日再度外来で正確なところを検査することになりました。

それにしても、夜間に歯科医師の診察を受けるのに、こんなに苦労するとは思いませんでした。

私の住んでいる新発田市は一応10万人の市であり、そこそこ救急医療の体制は整っていると思っていたのですが・・・。

山間部の人はもっと大変なんでしょうね。
救急医療のことを考えると、もっと一般道や高速道を整備する必要があると言われている意味がよくわかりました。

それにしても子供の歯は元にもどるんでしょうか・・・


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07年02月01日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata