●国民年金納付率が4年ぶりに60%台に(6月23日)
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厚生労働省は、2013年度における国民年金保険料の納付率が60.9%
(前年度比1.9ポイント増)で、2年連続の改善となり、4年ぶりに60%台
を回復したことを発表した。未納者への差押えを警告する「特別催告状」
の送付により、未納率の高い20~24歳の納付率が上昇(同5.0ポイント
増)したことが影響した。
〔関連リンク〕
 平成25年度の国民年金保険料の納付状況と今後の取組等について
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000048717.html

●傷病手当金の過剰支給削減策を検討 厚労省(6月21日)
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厚生労働省が傷病手当金の不正請求による過剰支給の削減を検討して
いることを明らかにした。現行では休業直前の給与額の3分の2を支給
しているが、休業直前に給与を大幅に引き上げる不正が見られるため、
休業前の半年または1年間の平均給与を基準にする方法に変更する。
来年の通常国会への健康保険法改正案提出を目指す。

●「過労死等防止対策推進法」が成立(6月21日)
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「過労死等防止対策推進法」が参議院本会議において可決・成立した。
国に過労死や過労自殺の対策を講じる責任があることを明記しており、
過労死の実態や対策に関する報告書を毎年まとめることなどを定めて
いる。半年以内に施行される見通し。
〔関連リンク〕
 過労死等防止対策推進法案について(JILPTホームページ)
 http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/gyousei/pdf/20140523.pdf