●「非正社員」の割合が過去最高38.7%に(8月30日)
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厚生労働省が2010年の「就業形態の多様化に関する総合実態調査」
を発表し、民間企業で働く「非正社員」の割合が38.7%(2007年の調査
より0.9ポイント増)と過去最高となったことがわかった。内訳はパート
22.9%(同0.4ポイント増)、契約社員3.5%(同0.7ポイント増)、派遣社員
3.0%(同1.7ポイント減)、嘱託社員2.4%(同0.6ポイント増)など。

●年金制度見直しに向け「社会保障審議会年金部会」再開(8月27日)
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厚生労働省の諮問機関である「社会保障審議会年金部会」が再開(2009
年5月以来)され、「税と社会保障の一体改革案」に沿った年金制度の見
直しを進める議論を始めた。低所得者への年金加算や年金受給のため
の加入期間の短縮などを検討し、年内に改革案のとりまとめを目指す考え。