●最低賃金引上げ幅 過去最高の18円に(7月29日)
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厚生労働省の小委員会は、2015年度の最低賃金を全国平均で18円引き上げ、
798円にする目安を決めた。目安を時給で示すようになった2002年度以降、
最大の上げ幅となる。引上げ幅の目安は、都道府県ごとに経済状況等に
応じて4つの分類に分けられる。目安通りに引きあがるとすれば、最低
賃金の最も高い東京で907円、最も低い鳥取、高知、長崎、熊本、大分、
宮崎、沖縄は693円となる。

●男性中心型労働慣行見直しへ基本計画素案(7月29日)
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政府の男女共同参画会議専門調査会は、「男性中心型労働慣行の変革」を
目標に掲げ、マタハラ防止に消極的な企業名を公表することや、第3号
被保険者制度を縮小していく方向で進めることを示した。政府は、意見
公募を経て年内にも計画を決定したい考え。