●厚労省が虚偽求人に対する罰則強化を検討(6月4日)
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厚生労働省は、求人での賃金や待遇が実際とは異なるトラブルが
多発していることを受け、職業安定法の改正を検討する方針を示
した。現状では職業紹介会社のみに与えられる罰則を、求人を出
した企業にも科す。また、広告を掲載した企業にも罰則を設け、
「ブラック企業」の求人を排除する考え。

●「職場のいじめ・嫌がらせ」が13年連続増加(6月8日)
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全国の労働局に寄せられた2015年度の労働相談件数は103万4,936件
(前年度比0.2%増)で、そのうちパワハラなどの「いじめ・嫌が
らせ」は6万6,566件(同7.0%増)となり、13年連続で増加したこと
がわかった。2010年度に開始したマタハラに関する相談は4,269件
(同19.0%増)でこちらも過去最多となった。
〔関連リンク〕
「平成27年度個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表します(6月8日)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000126365.html