就職難で増加、「ソクドク」新人弁護士
読売新聞 10月8日(土)23時6分配信

 司法制度改革に伴う法曹人口の増加で、弁護士を目指す司法修習生の「就職難」が深刻化する中、法律事務所に入って経験を積む従来型の「イソ弁(居候弁護士)」ではなく、すぐに独立開業する「ソクドク(即独立)」の道を選ぶ新人弁護士が増えている。

 経験不足を周囲のサポートで補いながら活路を見いだす若手もいるが、“成功”への道のりは険しく、日本弁護士連合会は開業のためのマニュアルを作成するなどして支援を強化している。

 昨年1月、坂本尚志(たかし)弁護士(30)は東京都新宿区のJR飯田橋駅近くのビルに個人で事務所を開いた。東大在学中の2006年11月に3度目の挑戦で司法試験に合格。08年3月に卒業した当初は「イソ弁」になろうと考えていたが、面接まで進んだ都内の法律事務所には採用されなかった。「誰も雇ってくれないなら、自分で仕事を取ればいい」。そんな思いで「ソクドク」を決意したという。

 だが、最初の1か月の収入はゼロ。家賃などは預金を取り崩してしのいだ。「待っていても仕事は来ない」と、大学時代に歌舞伎町や銀座のクラブでアルバイトした経験を生かし、なじみ客だった企業経営者ら100人を回り、あいさつ状と名刺を配った。

 ようやく軌道に乗り出したのは昨年秋頃。現在は、主に建物の明け渡しや賃料の回収など不動産関係の依頼を引き受け、顧問先も5社を数える。「信用にかかわるので、事務員を雇った方がいい」との先輩弁護士の助言を受けて事務員を雇い入れ、今年8月にはビル内のワンルームから2DKに事務所を移した。

 ただ、実際の事件では、経験が少ないだけに、司法修習の同期や先輩に意見を求めることも多く、実務の手腕はベテランと歴然とした差があると実感している。

.最終更新:10月9日(日)6時42分

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弁護士の世界の就職難・経営難問題。

数は増やしたがその分相談者・消費者が弁護士のレベルを図るのが難しくなってしまっているようです。

人生の重要な岐路に相談すべき弁護士の質の問題。

家づくりなどのように失敗は許されないですからね。どなたを選んでもある程度の水準は維持されていて欲しいとは思いますが。

一方で消費者金融への過払い金請求で高い利益を出していて脱税を考える弁護士事務所もあるようで。

これからは東京電力への下の原発事故損害賠償請求訴訟ラッシュ・バブルが発生するのではないかとの懸念も。

高額な弁護士報酬を払ってでも被害者救済につながればいいですが、被害者に渡らない分、弁護士報酬の出所は最終的に税金や電気代になっていしまうなことも懸念されます。

※反対に東京電力が雇う弁護士の報酬も発生。これも電気代が原資。
原発事故の損害賠償請求ラッシュが増えると弁護士が忙しくなる。

日本の法曹界がどうなっていくのか気になるところです。