簿記の知識がなくても2時間で
決算書が読めるようになれる

そんな簡単にできるわけがない

いままで何年も

決算書を見てきたが

いまだにさっぱりわからない


そう

たしかに決算書を読むとなると

かなり難しいかもしれません

ただ

ポイントだけを抑えれば

難解な決算も

2時間もあれば読めるようになるのです。


決算書と聞いた瞬間に引いてしまった人

安心してください。

今まで

意味もなく並んでいた数字が

なんだ

そんなことだったのか



これまでの苦労はなんだったんだろうと思えるくらい

簡単に理解することができます。

ただし、簡単だからといって

何もしなくていいというものではありません。

決算書から

必要な数字を拾って

そのまま読んだり

拾った数字を並び替えたりして

数字アレルギーをなくしていきます。


それでは

難解と思われている

貸借対照表(B/S)を見ていきましょう。

普段B/Sを見ることはないと思います。

だから余計に難しくわけのわからない

ものになっているのだと思います。


貸借対照表は3つの部分からなっています。

資産の部、負債の部、純資産の部



図にしてみると分かりやすいでしょか


貸借対照表は何を表しているのか

右側、資産の部は

調達された資本がどのような形態で

資産として存在するのか

つまり、資産の運用形態を表している。


左側、資本は企業が経営のために調達してきた

元手であり、

純資産と負債がその内容である。


純資産は自己資本、負債は他人資本と言われている。

純資産は、自分でお金を出した資本であり、

経営を続けてきた利益がその内訳となっており、

負債は、他人からの借入、いずれは返さなければならないお金である。


ということで

貸借対照表は

どこからお金を待ってきて

そのお金をどこに使っているかを

表している表でということ。


たまに、資本金のというお金があると思われる方がいますが

残念ながら資本金というお金はありません。

事業を始めた当初や何もしていない場合は

資本金と同額の預金がありますが、

少しでも事業が動いていくと

資本金としていた預金から

たとえば車や経費として出て行って

資本金に相当するお金は形を変えていってします。



その貸借対照表はどのようにみるのか。

まず、

純資産の部を見る

このとき、利益の蓄積はどうか

資本金はどうかを見ます。


つづいて、

他人資本を見る

金融資本はどうか(長期、短期)

買入債務はどうか(売上債権と対応)


そして流動資産を見る

現金預金の残高は

売上債権はどうか(買入債務との対応)

棚卸資産はどうか


そして最後に

固定資産を見る

固定資産の額と減価償却費の状況は

投資勘定は

貸借対照表では前年対比の増減も

大切な着眼点となります。


決算書を読むポイントは

的を絞ること


必要な数字を拾って

簡単に決算書と取り組んでみましょう


無料メール相談実施中
info@fukusho.jp