デノミと略され、通貨単位の呼称を一定割合引き下げて新しい通貨単位に改める意味として使われる。英語のdenominationは「通貨単位」自体を意味するので、これは日本独自の使い方といえる。たとえば、日本円をデノミによって100分の1に切り下げると現在の100円が新1円となり、国内のすべての資産と負債に対して影響を及ぼす。急激なインフレで通貨単位が大きくなり過ぎ、経済活動に支障をきたすのを避けるために行う。