今、企業の最大の関心事は、景気の底打ちである。
私は、大手メーカーの生産哲学は、まず「平準化」というものがあるので、販売予測に従って生産水準を下げて、そのレベルで効率化を図る方向と思っている。
従業員のリストラもこの計画から出ていると思う。
当社のお客様では、12月から本格的な減産の影響が出て、取引量が激減したが、それは、流通在庫が過剰になっていた反動と思っている。
昨年の夏頃からアメリカを中心とした需要が低下し始めていたのだが、そこへ、ドンドン輸出や生産で押し込んだので一挙に過剰在庫になったのだ。
その反動で、10月から生産調整に入り、当社のお客様では、12月から本格的に影響が出て来たのだ。
この過剰在庫が一層する期間を過ぎると小康状態になると推測する。
これが「底」という事になる。
私は、3ヶ月分の過剰在庫という事はありえないと思っている。
従って、この3月を超えると一定水準に復帰すると思う。
企業は、この水準で経営する策を練る必要がある。
ワークシェリングという策では、東芝は、実質給与が下がるので社員の副業を認めると発表している。
会社も従業員も「痛み」を共有しながら、自助努力で生き延びることが重要である。
果たして「副業」が許可されて、それを実践できる人はどれだけいるだろうか?
本当の意味で「安心して働ける」という有難さを噛み締める時代になる。
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