商売には鉄則というものがあります。

売りたい商品が売れれば良いのですが、なかなか、そうは行かないものです。

図は、対角線商法を表すものですが、例えば、お店が売りたい商品があってもお客様をまず、立ち止まらせることが重要なポイントなのです。

お店の前に特価台をおいて、商品を山積する訳です。

この台に人が立ち寄って、次に、店の中という順に導線を設計している訳です。

営業という面で考えると売りたい本命商品ばかりを薦めるというのは双方とも精神的なエネルギーが必要になります。

こんな時に、消耗品で例えば「3+1」・・3本買えば1本ただという実質25%引きを行うのです。

買うほうは、どうせ消耗品だからという気の緩みが出るのです。

この気の緩みから、困っている話を引き出して、本命の商品に結びつけるのです。

こんな手順を踏むと意外に市場調査にもなって、いろんな情報が飛び込んで来るものです。