戦略を語るのに「選択と集中」という。
多くは、事業のリストラを意味するように使われているが、例えば、在庫という面でも「選択と集中」が重要である。
多様性の時代で商品数が爆発的に増えて、時には、何10万点ものアイテム数を誇るケースもある。
しかし、動くのはその内の極少数であり、大多数はいわゆる引き当て商品である。
ところが、この引き当て商品は、最近の傾向で高額化しているのだ。
従って、高額商品の引き合いが来ても「おいそれ」とは手当て出来ないのだ。
何故なら、仕入先はケースで出荷したいからである。
ケースというのは、中に数個入っているのだ。
1個の需要に数個購入していては、売れない在庫を増やすだけなのだ。
そこで「選択と集中」という戦略が重要になる。
まとめると安くなるのだから、リスクをはって購入を計画してキャンペーンを実施するという売り方を検討する事が重要になっている。
「選択」してまとめ買いして、「集中」として拡販キャンペーンを実施するのだ。
こういう事が差異化策になる時代である。
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