北海道の食肉工場事件が報じられている。

元工場長の「雲の上の人だから・・」という発言があるように、ワンマン経営の汚点をさらけ出した事件である。

自分一代で築き上げた工場の結末である。

「狼」か「羊」かと言う前に、相互牽制の仕組み、特に、専務の役割が問われる事件である。

No.1の暴走を止められるのはNo.2以外に誰がいるのだろうか。

同族経営のように思うが、一族の運命を一人に任せ過ぎたように思う。

チェック&バランスを軽視するようでは、企業の未来はない。

役員会のあり方が問われる。