飲食店フードビジネスコンサルタントのブログ

先日現れた元気おばさまが、私のセミナーに現れちゃいました。６０人ほどが集まった埼玉川越の商工会のセミナーでしたが電車を乗り継いでお友達と来たんだと例の口調で

「センセイ、今日はお友達のソムリエをやっていて今度ワインバーを開店しようとなさっているＭさんと来ましたのよ」
「そうですか、乃木坂から遠かったでしょう」

「いいえぇ、センセイのお話聞けるのが楽しみで楽しみであっという間に着きましたわ。」
「・・・ありがとうございます。」

ありがたいことです。
地元のそば組合の青年部の方と夕食会の約束をしていた私は今日はゆっくりお話ができないことをお話してＭさんにも再会を約束したのだった。

このセミナーで途中ちょいと事が起きた、２時間の間に５分の休憩があったのだが其のとき、
参加していた顧問店のこれまた６７歳の元気社長が

「先生、ウチの当たった販促と内容話していいよ。」
「それでさ、今日来てる人にウチの?品無料券配らせてよ。講演の中にもこの無料券の良さ入れてよね」

「・・・あ、いいですよ、ＯＫＯＫ」

ホントはちょっと困るのよね、セミナーは一応話すこと組み立ててるからネ、それにコマーシャルの入るセミナーってあんまり無いからネ。コマーシャルだらけのインチキセミナーはあるけどね。

でも顧問先のためだものやりましたよ。
帰り際社長は出口で券配ってました。それはそれで大したもんだと感心しましたね。元気です。

そう思ってたら
「センセイ、もう私感動いたしました、ホント来て良かったですわ。」「これからあの券をくださった社長さんのお店に行かせて頂きますわ」
「え、けっこう遠いですよ、駅からは車で行かないと不便ですよ」
「大丈夫です、あの方が車で連れて行ってくださるそうですの」

元気な二人が出会うとこうなるのかあと思いながら青年部の夕食に向かったのでした。

帰りの電車で酔っ払った頭は〈あの７０元気おばさまと６７元気おじちゃんはどんな展開になっているんかいな〉と
ぐるぐる巡っていたのでした。

休肝日つくんないとなあ。

　和歌山へ関西空港からバスで和歌山駅へ、そこで新規開店の店の打ち合わせ、夜は会食の後夜遊びに誘われて断れず、結局ホテルの部屋に帰ったのは深夜２時。
せっかく和歌山城が目前に見えるいい部屋なのに真っ暗で何が何だか・・・ただ寝るだけ。

翌日は朝早く７時の列車で京都に向かい、待ち合わせた社長と新店舗の出店場所に立地調査。なん度も物件にダメだしをしてきたけど今回はいい物件でした。

その社長が作ってくれた旨い創作うどんをお昼に頂いて、昼寝もせず、新店舗のコンセプトを午後打ち合わせ。いいお店ができそうです。

京都駅で夕刻待ち合わせたカフェの社長と新商品の導入についてミーティイング。明日のコンサルティング目的地名古屋に２２時到着。悲しいけどコンビニ弁当とビールで風呂上りに一人で乾杯！・・TVのバカ番組で笑っているうちに寝てしまった。

名古屋から１５分なのにかなり田舎になってしまう場所でかなりの繁盛店を作っている社長の店に午前到着。
名古屋の駅前が最近えらく活気がある話題で盛り上がる。
「こんな田舎から都会に進出したい」と本気で語る社長に　　「そうだそうだ！」
とけしかける私。
でもホントにこれからは郊外型はちょっと先が暗いんですよ。駅前・商業集積立地を見直さなきゃいけないんです。

午後新幹線で東京に向かい、池袋で六時に待ち合わせた某チェーンの部長と焼肉で会食酔っ払いオヤジの顔で帰宅したのは２３時。

迎えてくれた犬の顔が「またか！また飲んでるのか。」と言っているようで気に入らぬなあ。と思いながらも黙って寝たのでした。