2008年5月6月
テイク&ギブニーズ 富山 高松 ハウスウエディング[アーヴェリール迎賓館] カンピロバクター菌 (肉類及び加工品:鳥豚犬の腸内検出)

居酒屋 大阪 だしまき卵の下の飾り アジサイの葉 シアン化水素中毒

品川プリンスホテル 松花堂弁当で食中毒


こんなニュースが流れましたが、他人事ではいられませんね。過去にもたくさんの事例がありました。

パスタハウスではボンゴレのアサリで(貝類は要注意で鮨店では夏場の出前では絶対いれませんね)、焼肉店ではレバー刺し(保健所からの指導は生で出さないようにとカキと同じように言われているはずです)、焼き鳥、串焼き店からはささみ刺し(鳥は足が速いですよね)、ホテルの朝食バイキングの生卵(卵には飲食店が最も多く食中毒を起こすサルモネラ菌が付着または内包されている危険性があります。石田は親子丼やオムライスがかなり好きなのですが最近の旨い店のものは半熟型が多いんですよね。70℃1分の加熱があれば大丈夫なのですが・・・)等等 毎年どこかで起こってしまいます。

食中毒は発生と同時に経営に大きな打撃を与えます。営業停止はもちろんですが、信頼を失ったその後の影響ははかりしれないものがあります。最近騒がれているノロウイルスなどは空気感染もしますので、予防には細心の注意が必要なのです。

私の顧問店では食品用アルコールの消毒液を使ってまな板や肉そのものに直接吹きかけて使用している店が少なくありません。もちろん対策はやりすぎて困ることはないのですが基本ができていないと元も子もありません。

以下基本をあげましたので再確認してください。WHOの発表したものです。





WHOが発表した「食品をより安全にするための5つの鍵」

1.「清潔に保つ」
正しい手洗い、まな板・包丁など調理器具の洗浄・消毒、防虫・防ソ(ネズミ駆除)で、細菌やウイルスなど微生物を食品に「つけない」

2.「生の食品と加熱済み食品とを分ける」
異なる食材を分けて取り扱う
まな板・包丁は加熱済み食品用など用途別の区別を!

3.「よく加熱する」
加熱が必要な食品はよく加熱しましょう
調理済み食品もよく再加熱を!!

4..「安全な温度に保つ」
調理済み食品を室温に二時間以上放置しない
温かいものはあたたかい状態で。冷たいものは冷たい状態(冷却)で。

5.「安全な水と原材料を使用する」
野菜や果物など生で食べる食材をよく洗いましょう。
消費期限をすぎたものは食べないようにしましょう。