「休みたいなら辞めろ」発言は言語道断! 連合会長、日本電産社長を批判

社会的責任の比較的軽いオーナーが言いそうな発言である。経営者としては、安全配慮しないとエラいことになるので会社と社会の中で「挟まれる」という厄介な要らぬ発想であろう。
問題は、オーナー的発想で事業してしまう経営者への影響度である。会社は円滑に行かず、労働基準監督署は徒に忙しくなるだけの話である。

この発言に関しては、日本電産社HPには「言っていない」と書いてある。実態はまったく知りませんが、普通の会社ができていないことを積極的にしておられる。そういう会社だからこそ、敢えて「休みたいなら辞めろ」とまで言えるとも受け取れる。極論しても実態に影響なしとして。

結局、この発想について色々な批判等が湧いているが、それぞれの環境でモノを言っているにすぎない。労働基準法違反等で是正勧告や刑罰を受ける会社もあれば、日本電産社のように(たぶん)そのような心配のない会社もある。ただ、それだけのことである。
しかしながら、このように議論渦巻くものであることから、現代の社会的テーマだといえる。