板橋区の内野行政書士事務所ブログ

お客様との「距離」は、近すぎても遠すぎてもいけません。

この「距離」は実際の距離ではなく、心の「距離」とでもいうものです。

この「距離」のとり方はなかなか身に付けることは難しいと思います。

人間の心はとても繊細で、難しいものです。

誰もが、踏み入ってきてほしくない場所を心の中に持っていると思いますし、触れてほしくないものを抱えています。

私たちの仕事は、微妙な問題を扱うことも多く、なにげない言葉一つで、相談者の心を傷つけてしまう事もありうるのです。

まだまだ半人前の私ですが、「心」を意識しながら、相談をお受けしたいと思っています。



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行政書士は、職務上請求で戸籍謄本、住人票等を請求できますが、これは単独で使用できるものではありませんし、特権などではありません。

あくまでも、自分の業務で必要な場合に限ります。

私の場合は、お客様に準備していただけるものは、準備していただきます。
ご本人が忙しかったり、複雑な相続などの場合等、お客様の利便のために職務上請求をしますが、どちらかといえば使用に消極的です。

市区町村の役所では情報公開により、誰が何の目的で自分の個人情報を請求したかわかります。

「他人の個人情報を入手する。」ことの責任の重大さを私たちは考えなければなりません。

不正使用は、絶対にあってはなりません。



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行政書士へネットを通じて依頼するお客様は、確実に増えていると感じています。

それとともに、トラブルも確実に増えています。

「全国対応します。」ということであれば、直接会わないで依頼することになります。
「行政書士であれば、誰に頼んでも同じ。」ではありませんので、思うように仕事が進まなかったり、内金を振り込んだが、連絡が取れない、などという事態が生じるのです。

私もホームページを開いておりますし、ネット経由で多くのご依頼をいただいておりますので、こんなことは言いたくありませんが、そういう行政書士がいるのは悲しいかな事実です。

一番いいのは所属単位会に聞いてしまうことです。
１、本当に所属しているか？
２、所属会とのトラブルは無いか？
３、今までに依頼者とトラブルは無いか？
４、連絡は必ずとれるか？

何よりも、ネット経由で探した行政書士でも、直接会って、話をしてください。

「全国対応」は、行政書士にとっても、お客様にとっても危ないことなのです。



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久しぶりに、嫌な気持ちになりました。

私が直接、相対したわけではありませんが、弱者に対し、非常に攻撃的な自己主張をする士業者の方がいたからです。
ルールはルールとして、守らねばならないものです。
皆が守っているものです。
一人だけ、無理が通るわけはありませんが、通そうとしたのです。

士業者なんて偉くもなんともありません。
何でそんなに尊大な態度が取れるのでしょう？

弱者に対し法律論を振りかざし、脅しをかける、そういう方がいるんです、情けないことですが・・・。

そんな方には、くれぐれもご注意ください。



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私は、これでも見かけによらず、慎重派です。

仕事ををお受けする場合も、慎重に進めるほうだと思います。ですから、お急ぎの場合、または期限が近づいている場合は、内容によってはお断りする時もあります。

無理をすれば他のお客様にご迷惑がかかります。
ですから、お受けする仕事の量も考えなくてはなりません。

派手に業務を広げて、失敗した方も何人も見ました。
結局、迷惑を被るのは、お客様です。

ホームページからのお客様にも、慎重に対応させていただいております。
お客様が士業者を探す時に慎重になるのと同様に、私も慎重になります。

同業者の中には、あまり調査もせずに許認可の見通しをお客様にお伝えしたり、複数のケースを考えずに突き進む方がいますが、これも結局はお客様にご迷惑をかけることになります。

ケースバイケースで、仕事の進め方を使い分けるには経験が必要だと感じています。



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行政書士は、国民の皆さんに信頼されなければなりません。
これは組織的にいくら頑張っても、たった一人の行政書士の行為で簡単に崩れてしまうものです。

信頼に応えるということは、行政書士としてできないことまでやってしまうことではありません。

私たちはお客様の大切な書類を預かり、口外されたくない事をお話ししていただいております。
この信頼にお応えするには、迅速・正確・的確に仕事をすることです。

場合により、お話をお聞きして、他の士業者にバトンタッチすることがその方の利益につながるのであれば、そうすべきです。
全て自分で対処できるはずがありませんし、第一に考えなければならないのは、相談者の利益です。

何が何でも自分で処理しようとする行政書士には、気を付けていただきたいと思います。



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ブログランキングに参加していますが、ブログからランキングのページへのリンクをクリックしていただかないとポイントになりません。このポイントにより順位が決まります。

ランキングを上げるため、一生懸命の方もいるようです。
そんなに必死にならなくてもいいと思いますが・・・。

きっといつも人気ブログ（？）になっていないと気がすまないのでしょうね。

ランキングの上位でなくても、面白いブログはたくさんあります。

私の場合は、少数の方でもご覧いただけばありがたいですし、自分の正直な気持ちを吐き出すことで、私の考え方や、ものの見方を理解していただければ、それで満足です。

ですから、ランキングが落ちても、気にしません。

お電話をいただく方の中には、「ブログを読みました。」と仰っていただいた方もいました。

時折、「匿名ならばあれもこれも書けるのに。」と思いますが、自分の書いた文章には責任を持たなければなりませんので、本名でやっています。



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悩みのない人は、たぶんいないでしょう。

皆さんそれぞれが、色々なものを抱えながら、それでも何とか前へ進もうと頑張っています。

隣の芝生は青く見えますが、自分の芝生もきちんと手入れをすれば、きっと青くなります。

思い通りにいかず、つまづいてばかりであっても、あと少し我慢して、工夫して、前を向いて歩いていきましょう。

幸せの尺度は、人それぞれです。

悩みの尺度も、人それぞれです。


人それぞれの幸せのために、悩みの解決のために、少しでもお役に立てればと思います。

と、実は悩みの多い私は、思うのでした。



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最近、とみに感じるのは、他人を思いやることの気持ちの欠如です。

お客様から相談をお受けしていても相手方に感じますし、普段の生活の中でも自分の周りで感じることがあります。

思いやりの欠如から来る争いは、一方にはその意識が全く無いケースが多く、他方にとっては、それが一段と不満を募らせる原因になります。

自分の事だけでなく、もう少し他人を思う気持ちがあれば、解決できる問題も多いのでは、と感じています。

他人を思いやることは、時には自分に負担がかかったり、他人のために自分の時間を使うことを伴ったりする場合も多いと思いますが、非常に大切なことであり、いつかは自分に帰ってくることだと思っています。

この仕事をしていて感じることは、エゴに起因する争いが、いかに多いかということです。

意識はしていても、知らず知らずのうちに忘れてしまう、「他人への思いやり」を大切にしたいと思います。



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このブログを始めてから約1年ですが、継続することの大変さ、自分の考えを公にすることの難しさを、肌で感じました。

特に５月以降は、東京会の理事に就任しましたので、軽々しくお話できないこともあり、難しくなりました。

私自身思うことですが、行政書士警鐘ブログみたいになってます。

しかし私は、役員となって、改めて行政書士制度に対する危機感を肌で感じています。

行政書士がしっかり国民に資することを理解していただき、倫理に基づく仕事をしていかなければ、制度的に前に進むことはありえません。

本当に一人一人の仕事ぶりにかかっているのです。

ですから、ついつい愚痴気味になります。

「お客様に対する誠意」と「他士業の方に対する敬意」は本当に大切です。



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格好よく生きたいと思っています。

もちろん容姿の話ではありません。
これは、持って生まれたその人の個性であります。

ブランド物で身を固め、高級車に乗る、これはその人自身の格好よさではありません。

人を裏切ったり、騙したり、お金だけ先にもらって仕事をしない、こんな格好悪いことはありません。

自己中心的で、人のことなど全然考えず、マナーやモラルも理解していない、これも格好悪いですね。

謙虚で、でも、いざというときの切れ味は鋭く、頼りになる。金の亡者ではなく、人の気持ちを大切にする、そんな格好いい男になることを目指したいと思っています。

いい年をした私が言うのもなんですが、いくつになっても、格好いい人はいるものです。

そんなカッコいいおじいさんになりたいですねえ。



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どなたでも、心の中で縺れた糸を２、３本抱えていることと思います。
仕事上のことであったり、対人関係であったり・・・。

かくいう私も数本抱えております。

縺れた糸をほぐすのは、大変なことです。

ほぐそうとしなかった期間が長ければ長いほど、硬く縺れあい、ほぐすのに時間がかかります。

でも、切ってしまっては、やっぱりいけないのではないかと・・・。

ほぐせない糸は決してないのではないかと・・・。

難しいことだと解っています、本当に・・・。

とても難しいことですが、もしも私にできることであれば、ほぐすためのお手伝いがしたいと。


そんな風に思いました。



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この仕事は、ある程度の人生経験が必要であるとつくづく感じます。
それでは、若い人にお願いするのはだめかというと、そんなことはありません。
依頼する業務によっては、若い人のほうが力を発揮してくれる場合もあります。

ただ、色々なご相談がありますので、ある程度人生の機微というものを知っている者のほうが、相談者の気持ちを理解してくれる、そんな気がします。

結婚をし、種々の苦難を乗り越え、子どもを苦労しながら育て、親の葬式を出す。いくつになっても子どものことは心配する。こういう経験を通して、感じる人生の機微はたくさんあります。

私がこの歳になって感じることは、若いときには決して感じることのなかった、老いることへの不安や、ちょっとしたすれ違いからくる不信感による悩みなどを理解できるようになったことです。

自分が若かった時には微塵も感じることのなかった、自然の美しさに目が行く様にもなってきました。

歳をとることも、そんなに悪いことではないな、と最近感じています。


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他人を蹴落とし、自分を勝ち組と称し、金儲けができない他の士業者を負け組みと蔑む、そういうやり方を是とする方がいます。

一見派手に成功しているように見えても、どうも内情はきびしい方もいらっしゃるようです。

『「資格」を利用して起業する』、こんなフレーズに惹かれる方もいるのでしょう。

利益を追求したいのなら、行政書士など開業せずに、会社を興して思う存分経営手腕をふるって欲しいと思います。

行政書士であるならば、今一度原点にもどり、行政書士の公益的役割を自覚して、士業者として着実に一歩ずつ進んでいただきたいと思います。

少なくとも私は、そうありたいと思っています。



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行政書士のホームページ経由のトラブルが多くなっているようです。

現在はホームページに関しては、何の規制もなく、野放しの状態のように見えます。
それぞれの良識に任せているのが現状でしょう。
基本的には当事者同士のトラブルなのですが、ホームページを見ていると行政書士側に問題があるケースも見受けられます。

これまた繰り返しになりますが、直接会って、顔を見ながら相談して、依頼をしていただきたいと思います。

納得してから、内金を入れて欲しいと思います。

この仕事は、メールのやり取りだけでは、細かいニュアンスも伝わらないですし、せめて電話をして行政書士本人と話していただきたいと思います。



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