何年やっても、行政書士業の難しさをつくづく感じます。

「業務内容の難しさ」と「職業としての難しさ」の両面に難しさがあります。

行政書士の仕事は、単純なものから複雑なものまで幅広いと思いますが、一見単純に見えても、奥が深いことは、経験した者でないと理解できないと思います。

同じ仕事を依頼しても、行政書士によってやり方が違いますし、結果も違ってくる場合があります。
それぞれがノウハウを持っています。
経験に基づく「勘」が生きることがあります。

行政書士を始めて15年になりますが、似たようなケースはあっても、全く同じ仕事などありません。

一番大切なことは、「お客様に満足していただくこと」です。結果を出すことが大事なのは当たり前ですが、出すことができなかった場合でも、その過程で「お客様のために全力を尽くしたこと」を認めていただけるかどうかです。

「職業としての難しさ」については、職域の問題、ダンピングの問題等もありますし、廃業者が多いというのも事実です。「国家資格者」としてのモラルが無い方がいるのも残念です。

ほんとうに難しい仕事なのです。




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