仕事をしていると、たまにはクレームがあります。

今回はFPとして活動していて受けたクレームの紹介をします。

そんなには無いのですが、クレームを受けた相談者のことほどよく覚えています。

昔、保険の見直しの相談を受けたある女性。

如何に今の保険が役に立たない医療保険であるかを熱く説明しました。

しかし、その後別のFP?保険の●●?に相談に行った際に如何に医療保険が必要であるか。

長期入院したら、大変だということを説得されたらしく、
日額15000円、1入院限度日数1000日の医療保険を提案されていました。

総支払い保険料は約500万円。

私は今の時代でそこまでの入院はしないことを説明したのですが、結局理解を得られず。

相談者からは
「別のFPの方は保険は損得では無いと言われたので、その考えと私はとります。」

ということで、お断りを受けました。クレームというほどのものではないのですが、結構ショックでした。

別のFPの話の方がその方の心に響いたのでしょう。

世の中の生命保険代理店の中にはエグゼブティブなんとかという販売成績優秀者がいます。

そういった方だったのかもしれません。

確かに生命保険は損得ではありません。
ただし、それは死亡保険について当てはまるものについてだと私は思っています。

医療保険にういては損得で考えないと、ただ保険会社を設けさせるだけになると考えています。






08年09月08日

FP講師あれこれ

私は講師業もおこなっていますが、月1〜2回程度です。

 ここのブログにあるように内容が過激すぎますし、伝えたいことをなるべく伝えたいので、一般的な講師とは少し色が違います。

 FPの講義を聞いて少しでも自分の将来について考えていただければそれでいいので、それは他のFPの講義などを聞いていただくほうが内容も初心者向けでわかりやすいと思います。

 私はそういう意識の芽生えた方を個別にサポートします。講義では言えないようなことや、その方独自の隠れた資産を活用します。

 先日、FPではないのですが家作りのコーディネーターの方の講義を聞いてきました。

 家を建てようとしている一般の方向けの内容でしたが、まず、家を建てることが先行していたのは業者よりでした。
 ※講師ご本人も業者からたっぷりお金をもらっていると言っていましたし。

 数多くの講義をされていると思うので、仕方ないのかもしれませんが、気にかかることが・・・。

 データが古い

 何年前のデータを元にしているのか?と疑うところも。

 個別のコンサルティングの際はデータは最新のものです。投資信託の基準価格・為替・株価・住宅ローン金利など。

 講師ばかりで最新データの収集をおろそかにすると個別コンサルでお客様におもわぬ損をさせてしまうことがありますので注意が必要です。

 データが古いと言えば、講師の方のがチラシなどで使う写真は実物よりかなり若いのはなぜでしょう?

 若く見せたいのですかね。(特に女性は)

 まあ、私は実際の年齢より高く昔から見られているので、反対に年齢を言うとそんなに若いの??と驚かれます。

 年齢の割りに顔がふけているし、話し方が落ち着いているし、内容が豊富な知識と経験に基づいているからだと、自分に都合の良いように解釈しています。

 反対に、最近の相談者の女性(既婚の30代〜40代が多い)は実際の年齢より若くてきれいな方が増えたなと思います。

 実際の年齢を聞けるFPならではですね。
08年09月08日 | Category: General
Posted by: fplifewv
先日の大雨の際に後ろの山が崩れて、家が押し流された事故がありました。

建売か賃貸かわかりませんが、同じ並びに非常に似た建物が並んでいました。

おそらくどこかの業者が土地を購入して切り土して造成したのでしょう。

想定外の大雨のせいなのか、手抜きのよう壁だったのかわかりませんが、財産と人命が危機にさらされました。

業者が消費者のことを第一に考えていれば起こらなかったかもしれません。
人命が失われずに済んだことが救いです。
マイホーム購入に関するトラブル相談が多く寄せれます。

その多くは、業者が悪いところについて契約日まで言わないこと。

契約日当日になって、
「実は広告の内容が間違っていた。」
となる。

売主の予定などとあわせてやっとセッティングした契約日、納得いかなくても他のみなさんに迷惑をかけないように、しぶしぶサイン。

でも後になってからやっぱり納得いかないとなります。

契約日に言うならまだましで、コッソリ契約書だけ記載を変えてしまうことも。

マイホーム業者はとにかく契約を成立させなければ一円の売上も利益にもなりません。

契約が成立にならなければ、それまで動いた苦労も水の泡。

そのため、どうしても無理にでも契約を成立させようとなってしまいます。

購入者が契約をやめるかもしれない物件の悪いところは気づいていてもなるべく言わないようにします。

そのため不動産業者=悪徳のイメージがつきますね。

不動産購入者が安心して購入できるような制度(購入者の味方の専門家登録。仲介業務をするプロを不動産業者以外に設定など)ができればと思います。

詳細の内容は書きませんが、今の業界の慣習や仲介料の制度のままでは、購入者は救われません。

購入者のことを第一に考える人に納得して購入者が報酬を払う制度になって欲しいものです。


最近大雨による水害の被害が多いように思います。

水害で命を落とされる人、避難生活をよぎなくされる人。床下浸水、床上浸水による後片付けなどに追われる人。

のご苦労、ご心労察するに余りあります。

ふと思い出したことがあります。

ある、ハンディのある家族のマイホームについてのアドバイスをしたときのことです。

ご家族としてはご主人の職場に近い海のそばを希望していたのですが、予算やハンディのある家族にとってうまく合う物件がなく、山の方の土地にマイホームを建てるように勧めました。

海沿いを避けるようにアドバイスをした理由には予算のほか、地盤改良費が高くつく可能性があることと、他に万一水害が発生した際にハンディのある家族を連れて避難するのは大変、避難先での生活も大変だということがありました。

多くの方は今回の大雨の被害があるまで、それほど水害について恐ろしさを感じていなかったと思います。

しかし、水害は起こりうるし、被害は甚大です。

しかもハンディを持った家族がいた場合は少しの遅れで取り返しが付かないことや、苦しい避難所生活を送ることによるストレス、床上浸水した自宅を直すための経済的、人的な負担も甚大です。

やはり、その方その方によって適切なマイホーム、立地は違います。きちんと相談者のことを思って土地を提案できることをうれしく思います。
(売ってしまえばそれっきり、手元の物件ですぐに決めようとします悪質不動産業者もいますが・・・。)

ハンディの家族のいる家庭に山の方の土地を提案し、受け入れられて本当に良かったです。
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