来年1月から行政書士を扱ったドラマが始まります。

もう何年前になるでしょうか、「カバチタレ!」というドラマが放送されたのは・・・。
あのドラマは原作の設定とは異なる点がありましたが、ドラマとして大変面白かったので、視聴率もよかったと記憶しています。

あのドラマの放送後、行政書士の知名度は一気に上がり、受験者も大幅増となりました。原作の漫画とともに、行政書士のイメージアップにつながりました。

私のところにでさえ、「行政書士を目指しているのですか・・・」と何度も相談の電話が入ったりしました。
今までマイナーなイメージであった「行政書士」という仕事が急にいろいろなところで取り上げられるようになり、若くして登録する方も増えました。

ところがよいことばかりではありませんでした。

行政書士の仕事が少々曲解されるようになり、行き過ぎの行政書士も出てくるようになり、他士業の方からも度々批判される対象となりました。

確かに同業者の私から見ても、自分だけの解釈で業務を進め、結局依頼者の方のためにならない行政書士が存在することは事実かと思います。もちろん大多数の行政書士は一生懸命真面目にやっていると思いますが、一部の者の行為により全体がそう見られることは非常に残念であると思います。

行政書士が、できること、できないことをまずしっかりとお客さんに伝え、その上でしっかりとした仕事をして皆様から頼りにされることが、漫画よりも、ドラマよりもなによりも大切なのだと私は思うのです・・・。




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