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 今日は新潟に来て今帰るところですが新幹線は便利ですねえ。
 ケッコウ飲んでも9時29分が最終の新幹線ですから、自宅には日にちが変わる前には着くことができます。

 今日最後の仕上げは新潟の繁華街「古町」の小料理屋でした。着物が似合うママさんと朗らかな女性が二人で切り盛りしていました。
 昔ほど街がにぎやかではなくなったため大変そうでした。地方を周っていると本当にそんなところばかりです。

 ひとにぎりの繁盛店の社長と会うとほんとに頭が下がります。よくこの環境の中で店を伸ばし続けているものだと。

 今日会った社長もそうです。
「原点を大事にしたいと思います。コンセプトが検証して間違っていなければその充実をめざすし、ズレてきているなら組みなおす。先生が教えてくれたことですよ。」

 ホントありがたいことで彼は私が言ったことの120%を実践してくれている社長の一人です。

 4月には新店舗がオープンしますがまたまた成功することでしょう。

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08年02月28日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
コンサルタントの心凍る瞬間。

 長年付き合って来た社長から
「先生ずっと繁盛店でやってきたけど最近アタマウチですよね。根本的にウチの店変えるにはどうしますかね」

 あまりに突然言われた私は考えながら方策を語りました。周りにいたスタッフは頷き、ホッとしたところで、なんとその社長は
「そういう話はもういいんです私は根本的に店を変える内容が聞きたい。」

 我々のというか石田の仕事はこうなんです。付き合って繁盛店になったからって一生そのことで食わしてくれない仕事です。

 一秒で頭、百万回展開しますね。前もって課題くれりゃ。考えてから来るのにってそりゃ言いたいけどそれじゃダメなんです。

 私の言葉に社長は頷きながら
「実はほぼどうするか私は考えてたんですよほぼ80パーセント同じですね。確かめるために先生に聞いたということでもあるんですよ」

ミーティングの後の飲み会で
「先生を試して見たんですよ。あんまりズレたコンサルタントとは付き合っていけませんからねダハハハ」

 勉強してる社長はこうなんです。我々は彼以上に頭使ってないと捨てられるんです。
 情は彼にもあります。でも使えない人間にいつまでもタダメシは食わせません。帰り際
「先生今日は80点でしたね」
 怖い怖い。
こんな仕事に次から次に参入してくる人たちがいますが、甘くないよ。って
声を大にして言いたい石田の瞬間でした。ふ〜(^_^;)

08年02月23日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
 いつものようにたまにはスタッフと飲みにいくのも、大事なコミュニケーションであると今日も飲みに出かけたのでありました。

 どうせただの酔っぱらい集団になるに決まってるメンバーだったので、学生の頃から食堂代わりの天狗さんで存分に飲んでもらおうと6時から飲みはじめました
が、自分も飲み助なのでなんと気がついたら閉店前のオーダーストップ。

会計済ましてさあ帰ろうとしたらバカな一人が
「先生最後の一杯みんなで乾杯しましょう」 だって

「アホかお前は、もう会計終わってレジ締なんだよ。帰るぞ 」
「大丈夫ですよ、後一杯ぐらい。」

コイツぅぅ(^_^;)と思いながらも、
「最後に一杯ずついいですかあ」

と聞いた石田に一瞬躊躇しながらスタッフの方は「後10分ですけどよろしければお持ちします」と言ってくれたのです

拍手するバカものども、会計が余計になったチェッ顔の石田。

チェーン店にしてはたいしたもんです。普通はもう閉店です、とかレジ締切なので無理なんですとか言って断ることが多いですが、いやどこにも臨機応変が解かる、稼ぐスタッフがいるものです。
杓子定規にならぬスタッフがいるのも売上高には影響するものですね。
http://www.fba-a.com
08年02月21日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
毒入り餃子や年金問題、ホテル従業員の殺人事件など最近大きなニュースが相次ぎますが、そんな中隠れてしまいましたが我々の業界にとって重要なニュースがありました。日本マクドナルド社が1個人に裁判を起こされて敗訴したというものです。マクドナルドはすぐに控訴したそうですが。・・
 
《飲食店ますます受難?》

 裁判の内容は、「店長は時間外労働の適用の除外を認めている労働基準法第41条2項の管理監督者にあたり、残業代を払わなくてもよい」として会社が残業代を払っていないのに対して、店長は労働基準法第41条2項の管理監督者に「あたらない」として残業代の支払いを求めるというものでした。

 この店長さんは1987年に入社して1999年に店長に昇格していますからもう20年を超えて会社に貢献しているわけです。彼の主張を見ると月100時間以上の残業を2003年にマクドナルドが成果主義を取り入れてから続けざる終えなくなったようです。

 その間、家族旅行も中止になり、奥さんが倒れたときも付き添いできず、子供の卒業式では寝てしまうなど家族の関係にも亀裂が生じ、ついには自分もぎっくり腰になった状態でも勤務を続け、挙句の果て軽い脳梗塞を起こすといった状況だった等‥とのこと。

確かに主張を聞いていると理解できる内容がいっぱいです。ましてや20年もがんばってきた人の言葉ですから信憑性があります。でもふと思うのです、ここまでではないにしろ、近い働き方をしている店長はたくさんいるのではないでしょうか。みんなただ我慢しているのでしょうか。そうではなくおそらく経営者や上司が何らかのガス抜きを続けているのではないでしょうか。

今回の店長さんも主張の中で人手不足で負担が自分にかかることを「店長は監督者なんだから自己責任だ。」と突き放されたり、労基局の監査が入った時には「お前の家族が垂れ込んだんだろう」と言われたり、どうも彼の言葉に耳を貸した人間がいないようなのです。

 もちろん意見を聞いてあげたり、ガス抜きをしてあげれば済むと言うわけではありません。企業にとっての人材はいつの世も宝の原石です。まして店長は管理監督者として経営者側の人間のはず、充分な教育とコミュニケーションが必要です。労働者として縛り付けるために役職をつけた結果が《店長》では本人も法律も会社の論理は認めてくれないのです。
 
08年02月10日 | Category: General
Posted by: foodbusiness