最近では、税理士事務所に転職を希望する人材が減少傾向ではないだろうか?
 「転職するにつれて、給料が下がって、生活が苦しくなるのでは?」
 「所長先生が高齢になるにつれて、将来が不安だ!」
 「仕事をしながら資格を取るのは非常に難しい!」
 「税理士業界に未来はあるのか?」
 「中堅企業や上場を目指す企業で財務担当役員を目指すほうがやりがいがあるのでは?」
などといった現実的な悩みを持っている人材が急増しているように思える。
  一般的に言って、これらの疑問の中には多くの税理士事務所に共通する問題点が多く含まれていると思われる。
  私自身も、これらのような問題点を抱えた個人の税理士事務所で実務を覚え、資格を取って独立をして現在に至っているので、身につまされる思いです。

  現在の税理士業界では、特徴の無い個人の税理士事務所経営は競合関係において苦戦を強いられるでしょう。また、税理士法人であっても個人事務所が単純に法人化したぐらいでは同様のことでしょう。むしろ、顧客対応力が高い税理士法人同士の競争が激化し、常にコンペで顔を合わせて見積り競争をすることが現実に起こっています。

  このような同業者間競争に打ち勝って生き残れる魅力を持った「組織的な税理士事務所」であれば、転職の不安も相当の割合で解消される可能性が高いと思います。

  また、税理士法人も監査法人のような組織的運営を目指し、社員一人ひとりの資格取得を含めた能力開発プランが必要です。年収も一部の後継者や税理士だけが優遇されるのではなく、実績に応じたオープン型の給与制度によって誰でも年収1,000万円プレーヤーになれる可能性を持った人事制度がなければモチベーションが上がりません。

  我が社も、今後の成長発展を考えると優秀な人材に認めてもらえるような人事戦略を構築していかなければなりません。
  また、各自の努力が報われるレスポンスの高い経営を目指し、現場が生き生きとした組織を創って、来るべき業界内の統廃合に負けない独自性を高める必要があります。

  転職を検討されているあなた!我が社にご興味があれば、一度私と話しませんか?

文責 プロネットグループ代表 井上 昭二


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