ポイント①「目標に対する執着心を持たせる」
高い目標を持たせ危機的状況に追いやられて、何がなんでもここまでやらなければこの会社が倒産してしまう、といった状況で、驚くような高い目標を達成するケースがあります。このような組織は、間違いなく「目標に対する執着心」が強いのです。社員が一丸となって、何が何でもここまでやらなければ・・・と危機感を持った時など、それこそ火事場の馬鹿力で、大きな成果をあげる場合があります。

ポイント②「目標の意味を教える」
いくら目標の執着心を持てと言っても、本人がそれを望まない限りは、目標になりません。なぜ、その目標なのか、なぜそれを目指さなければならないのか、なぜこの目標にチャレンジする必要があるのか、それを達成した場合はどうなるのか、達成しなければどうなるのかをきちんと理解させ、納得させなければ人は動きません。ただ数字だけを上から押し付けて、社員が納得していないのに、いくらやれと言っても、目標を達成することはできません。

ポイント③「目標を達成するという成功体験を得させる」
お客様から感謝された体験をもつ人は次も、何があっても目標を達成しようと頑張ることができます。そして、またあの感動を味わいたいと、お客様の為に尽くします。もちろん、尽くすと言っても、迎合するわけではありません。お客様の利益の為であれば、時には激論を交わしたりすることもあります。なぜそこまでできるのかというと、それは、使命感に裏打ちされた目標への執着心に突き動かされているからです。
最初は小さな目標でも達成感を味わい上司から褒めてもらえた時、部下は感動を覚えまた次この感動を味わいたいと思うはずです。その目標の達成感を経験させてあげることが、上司の役割でもあります。
かの山本五十六は、
「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」
と言っております。
まずは上司が率先して行動することが大事です。部下はそういった上司の背中をよく見ているものです。

参考:「あなたの会社の赤字は1年で解消できる。」 水谷宗弘:著
文責:経理サポート部

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